雪も寒さも度を過ぎれば脅威ですが、北国には寒さを楽しむお祭りがあります。有名な札幌の「雪まつり」や横手の「かまくら祭り」、そして金沢の白峰村で行われる「雪だるま祭り」などなど。2月上旬から中旬にかけて開催されるものが多いので、この季節は要チェック。
コロナ禍の現在は中止や規模の縮小を余儀なくされているものもありますし、外出を控えるべき場合もありますが、落ち着いたら行きたいなぁ。
【雪や氷を楽しむイベント】
札幌雪まつり(1月下旬〜2月中旬頃)
【メイン会場】札幌市大通公園
雪像が並ぶ様子が圧巻ですが、その準備は前年の秋から始まるとのこと。Wikipediaによると、大通公園で使用される雪は5トントラックでおよそ6,000台分。1月になると札幌市内では「雪まつり雪輸送」のプレートを掲げた陸上自衛隊のトラックが雪を山積みにして走っているのを見ることができるらしい。むしろそれが見たいかも!!!
その後も制作や管理など、並々ならぬ努力の末に迎える祭り。安全のため、終了後にはすぐに壊されてしまう儚さ。真冬の札幌で熱い魂を感じる祭りだなぁと思います。実は祭り終了翌日にちら見したことしかないので、行ってみたいランキング上位のイベントです。
小樽雪あかりの路(雪まつりと同日)
【メイン会場】小樽市手宮線・運河
歴史的な街並みの中に並べられた無数の雪や氷の器の中にキャンドルが灯される幻想的なイベント。器は上部が空いているもの、下部が空いているもの、側面が空いているもの、押し花や紅葉をあしらわれたものなど、様々な形があります。それらが暖かな光に照らされら様子がとても美しいのです。ロマンチックな夜をどうぞ。
白峰雪だるま祭り(1月下旬〜2月中旬頃)
【会場】石川県白石市白峰地区
観光客の誘致を目指し、1990年に始まったこちらのイベント。当初は村内の各世帯が、家族の人数分だけ雪だるまを作るという素朴なものだったらしいです。年々趣向を凝らした雪だるまや雪像が作られるようになり、日本全国から観光客が集まるイベントに成長したとのこと。村人が作る雪だるまのレベルの高さに驚かされます。ライトアップされた様子もまた素敵でした。村のメイン通りでは温かい食べ物や飲み物の提供もあり、村の皆様の手作り感あるお祭りがほっこりとさせてくれます。宿は早めに予約する必要があります。
横手かまくら祭り(2月15・16日)
【会場】秋田県横手市
水神様をまつる横手の小正月行事です。かまくらの中から子どもたちが、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と声をかけてくれるようです。かまくらの中で飲む甘酒ってどんな感じなんだろうなぁ?
これもまだ行けていないイベントの一つ。
他にも層雲峡の「氷瀑祭り」や十勝川の「ハクチョウ祭り」、マイナス30度になる陸別町の「しばれ祭り」など、北海道の冬の祭りは、群を抜いてすごそうです!!
寒い時期には寒いからこそできることを楽しむ。言うは易しですが、迎えてくださる地元の方々の熱意には頭が下がります。
さてさて、遠出をしなくても雪が降ったら地元も楽しみたいですね。
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