Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

危険増でも長引きすぎて興味が薄れつつ

2011-03-27 20:18:14 | 原発
毎日、毎日・・・福島原発の状況は一歩一歩良くなるどころか、危険が増大しています。TVは原発の生中継をしていないので、一見、沈静化しているようで、危険な物質は毎日どんどん拡散しているわけで。。。しかし、あまりに長く続くと、人間というのはその状態にどんどん麻痺してきます。未曾有の危険の事態なのに、目に見えないから危険を感じないというか。過剰に怖がったり、不安になる必要はないけど、今は確実に異常事態、非常事態でもあります。

例えば、今日はこんなニュースを目にしても・・・「やっぱりそうか・・・」と騒ぐわけでも、驚くわけでもなく、無力感に襲われるという感じだ。今日も職場で5人でランチを食べながらニュースを見ていたが、毎日、毎日どんどん拡散していて、私達は一体どうなっちゃんだろうね~って、平然と会話している私達。。。鈍感なわけではない。半ば運を天に任せているというか、あの大地震の後で目に見える被害は少ない私達だが、目に見えない被害は忍び寄っているという認識を持ちつつも、怖がっていても、生活ができない、仕方ない・・・というスタンスを決めるしかない。まだ、私達の住む東京、神奈川は250km圏内だから・・・と。

今日も、福島の職場から一時避難している同じ会社の人に会ったが、一様に「状況が落ち着いたら、戻ります。帰りたい。」と言う。また、福島市内の人は普通に生活を続けているし、だいぶ片付けも出来て、皆さん、普通に生活しているから大丈夫と、必ず話しに出てくるのだ。政府の発表の30km圏内ではないから、だ。


「何カ月、何年と言えない」=原発事故、収束見通せず―東電副社長
時事通信 3月27日(日)20時40分配信

 東京電力福島第1原発の事故で、同社の武藤栄副社長(原子力担当)は27日午後、収束までの見通しに関して「残念ながら何カ月、何年と言えるまで具体的な方策、スケジュールは詰まっていない」と述べた。その上で「全体としては進展が見えていると思う。努力を積み重ねたい」として、事故対応への理解を求めた。
 1~3号機の原子炉内にある燃料棒の状態については、「観測できるデータが非常に限られ、推測するのは難しい」と発言。露出した燃料棒がどれだけ損傷しているか、把握できていないことを明らかにした。 


だけど・・・風評被害に気をつけて!という人が多い気がします。それが風評なのか?否か?私はTVが正しいとは思いませんが、何が真実なのか?現実を知る努力は怠ってはいけないと思います。

TVで報道規制がかかっているのか?一様に安全圏内です、とか・・・。どう考えても30km圏内と福島市内は危ないでしょう。なのに、大地震後にも津波に遭わなかった場所の人々は、家財を片付けて、復興への期待とともに、放射能は気にしてられない様子は本当です。政府が20km圏内の人にしか、避難の確定をしてないからです。30km圏内は、自主避難なんだとか・・・。

TVの解説者を見ていて、「ただちに」という言葉は、今はただちに危険がなくても、何日たったら、1ヶ月たったら、危険ということでしょう。。。それでもTVが安全だって言ってるから、私達は大丈夫!と思っている福島の知人。。。

こんな記事を見つけました。

こんなTV番組も見つけました。ブログで注目している原子力に携わっていた武田邦彦さんです。関東では放映されていないからこそ、正直に語っているのかもしれません。