
今週は、あの大地震以来初めてのベリーダンスとヨガのスタジオが再開した。どちらも地震の日以来クローズです。被災地に家族や親戚がいる生徒さんへの配慮や、電車などの公共交通機関の運休、計画停電への配慮からです。でも、このまま様子見をしていても、状況は改善されないので、再開です。
昨夜は、久しぶりに踊れた幸せを皆で噛みしめました。感動のあまり、涙していた人も数人いました。こんな時だから、やはりスタジオを再開して、精神的、心理的なヒーリングにもなるデバダシ特有のスピリットのダンスをしよう

久しぶりに会ったスタジオの仲間達はそれぞれが、大地震当日は大変な様子でした。実際に被害が大きくない人々にも精神的に心理的に大きなストレスを与えているのが事実だと感じています。
昨夜のベリーダンスは、レッスンの後半は自分と周囲の生徒との言葉でない、ダンスの交流をしようってことで、輪になってそれぞれが音に合わせて踊りました。言葉でないエネルギーの交流というのでしょうか?輪の中に入れば、輪になっている他者のエネルギーがやってきます。輪の一員であっても周囲のエネルギーを感じます。すると・・・12人はいたでしょうか?12人12様の不安、心配のエネルギーの渦と波がどんどんやってきました

踊った後は、涙している人が数々いました。大人だから今まで我慢していた人や、踊れる幸せを噛みしめて感動している人、それぞれの想いが素直に踊った後に出てきたのです。自分の感情を表に出しやすくなったということだと思います。
私本人は、大地震という自然の猛威に対しての恐れはあるものの、過ぎたことになっています。それより停電へのストレスの方が大きいです。生活リズムが狂うのは、毎日やったりやらなかったり、時間が毎日違うのも慣れません

余震が続いている東京は、被災地とは違った意味での不安に襲われているのです。仲間の一人は二人の子の母親ですが、地震の夢や放射能の被曝の夢を見続けてしまって、よく眠れないとか・・・。職場で地下の休憩室で地震に襲われたので、地上に出るのに必死だったそうです・・・それほどの恐怖を今も人々は忘れられないのです。また、大地震後には、節電を心がけている会社は暖房を入れてない所も多く、会社が寒い・・・という状況が続いていて、皆さん気づかぬうちに体が固まっていたり、肩が上がっています。
私の職場もめったに暖房を入れてないので、寒いです。暖房を入れることに罪悪感を感じる人も多く、電気もつけない人も多いです。この前、夜の計画停電から避難するために友人宅におじゃましましたら、そこのご主人はいつも寒くて、肩が上がる体勢が癖になっていました。
大きなストレスを感じた時ほど、体をほぐす、体を伸ばす、解放することが自分自身の体を労わる、ヒーリングする手段なんだと感じます。