気が付いたら、11月であった。最近急に月日の流れが速く感じてしまうのは、私だけでしょうか?すっかり秋めいて、今日の家の裏庭(借景ですが・・・)にはたわわに柿が実っています。我が家の周囲は柿で有名な土地柄らしく、柿が多い。大家さんがこの時期は頻繁に柿を玄関先に置いていてくれるのだが、放射能汚染を考えると、ちょっと心配だったりするのだ。自分だけでは食べられないので、職場に持って行ったら、皆さん喜んで食べてくれた。家の周囲の柿ですけど、放射能測定してませんが、よかったらどうぞ~。と、必ず言ってしまう、気づかいの私。やはり関東では自分も気になるのだが、日本全国同じだと言っている人もいるそうだが、関西ではやはり食材については、まだ安心して何でも食べれる。
10月末に知人の紹介で京都の伏見区の桃山にある割烹料理屋さんを初めて訪れました。桃山という駅で降りるのも初めて。いい店というのは、やはり口コミなんだと実感したのは、このお店を訪れて、あ~紹介していただいて、本当に良かった。。。幸せと思ったのだ。京阪の桃山で降りて、商店街を抜けたところ、徒歩5分くらいだろうか・・・「うを弥」さんという100年以上続いている元々は仕出し屋さんを訪れた。仕出し屋さんであり割烹でもある感じ。
ご主人によると、明治23年から仕出し屋さんをなさっているというお話。予約をして6時前に訪れたら、とても感じのいい女将さんとご主人が温かくフレンドリーに迎えてくれました。あれっつ?ここ京都?よそ者で、一見さんなのに、とても温かい。この日は5250円~というお料理をお願いしていた。このお店にはメニューはない。ご主人が市場で見つけた旬の食材で、その日のお料理が決まるのだそうです。老舗の仕出し屋さんということで、京都の味付けの本格的ないい素材のお料理が味わえます。小さなお店で見過ごしてしまいそうだけど、小さいからこのお店の良さがわかるという感じでした。
期待と不安が混じりながら席に着くと、今日は私と後輩の2名のお客様しか取ってないという。2階に御座敷があって、御座敷になると、10%のサービス料を取るそうなのだが、1階の4席あるカウンター席だとそのサービス料は加算されないそうだが、私達だけで「貸し切り状態?」とちょっと、焦った。。。そして、食べ物を出してもらう度に、何て私達は「ラッキー」なのだろうと、どんどん笑顔になった。二人で貸し切り状態って?お店の経営は大丈夫なのだろうか?と心配になってきたのは、なんと・・・生きている海老を見せてから、調理してくれたり、鯛は一本釣りの鯛を調理前に見せてくれて、あわびも生きていた。その見せてくれた食材を目の前でご主人が刺身にしてくれたり、海老は焼くか?煮るか?聞いてくれて出してくれた。う・うれしい~~~。一皿ごとのポーションは女性にはちょうど良い。
この椀物の中の蕪は菊のような形にカットされていました。ご主人は海老が大好きだそうで、海老を多用使いするのが好きだそうです。上の写真の刺身の他にもマグロと鯛の刺身やイカのウニで合えた物を食べているので、何皿出してもらったのか?忘れましたが、満腹に。魚介類は、大分の方や長崎の方の魚介類を仕入れているそうです。新鮮でないとイカも食べられない私としては、ここのイカのお刺身は新鮮でした。お吸い物に今、希少な松茸と鱧が入っていて・・・超ハッピー
5250円というのは、全く採算度外視して趣味で商売をやっているのではないか?と食べ進めるうちに、思ってきて、どう考えても1万円以上の価値がありました。私達と一緒に会話もご夫婦ともども弾んで、美味しく、楽しく沢山のお皿を完食させてもらいました。伏見はお水が美味しいということで、酒蔵が多いことでも有名だけど、以前は月桂冠などに毎日仕出し弁当を届けていたそうです。景気が良かった頃は仕出しでとても忙しかったそうですが、今はそんなこともなくなったそうで、この採算度外視の貸し切り状態で、どんどん申し訳なくなってきた私達。。。でも、嬉しい
ご主人のこだわりで、冷凍物や既製品を食材に使わないそうで、すべて自分で選んだ食材で、何でも手作りだそうです。なので、添加物や化学調味料が苦手な私でも全く大丈夫な、安心して食べられるお店。京都の食文化が好きなのは、出汁を使うお料理が多いこと。2階に御座敷の部屋があるけど、常連さんはカウンターに陣取って、ご主人と奥様とお話を楽しみながらお料理を食べていくそうだ。10数人入るであろう御座敷をご主人は、特に薦めるわけでもなく、今度もカウンター席の方がいいですよ、4名様までね。と、言ってくれた。楽しみや趣味でやっているのではないか?とも思えるのだが、お料理は確かにプロフェッショナルなので、ご主人のこのホスピタリティー精神に感謝です。
また、関西に行く時は、必ずこのお店を訪れて、旬のお料理を頂こうと心に決めたのでした。本当に温かいおもてなしと美味しい料理をありがとうございました。
後で知ったのですが、このお店は京都新聞社発行の「京のおもてなし料理」という本で紹介されていました。最後にご主人が大切にしまっていた本を見せてくれるのかと思ったら、お土産に下さったのでした。もらっちゃって、いいのだろうか?と今でも思っていますが、お二人にはいつまでもお元気で活躍されることをお祈りしています。
10月末に知人の紹介で京都の伏見区の桃山にある割烹料理屋さんを初めて訪れました。桃山という駅で降りるのも初めて。いい店というのは、やはり口コミなんだと実感したのは、このお店を訪れて、あ~紹介していただいて、本当に良かった。。。幸せと思ったのだ。京阪の桃山で降りて、商店街を抜けたところ、徒歩5分くらいだろうか・・・「うを弥」さんという100年以上続いている元々は仕出し屋さんを訪れた。仕出し屋さんであり割烹でもある感じ。
ご主人によると、明治23年から仕出し屋さんをなさっているというお話。予約をして6時前に訪れたら、とても感じのいい女将さんとご主人が温かくフレンドリーに迎えてくれました。あれっつ?ここ京都?よそ者で、一見さんなのに、とても温かい。この日は5250円~というお料理をお願いしていた。このお店にはメニューはない。ご主人が市場で見つけた旬の食材で、その日のお料理が決まるのだそうです。老舗の仕出し屋さんということで、京都の味付けの本格的ないい素材のお料理が味わえます。小さなお店で見過ごしてしまいそうだけど、小さいからこのお店の良さがわかるという感じでした。
期待と不安が混じりながら席に着くと、今日は私と後輩の2名のお客様しか取ってないという。2階に御座敷があって、御座敷になると、10%のサービス料を取るそうなのだが、1階の4席あるカウンター席だとそのサービス料は加算されないそうだが、私達だけで「貸し切り状態?」とちょっと、焦った。。。そして、食べ物を出してもらう度に、何て私達は「ラッキー」なのだろうと、どんどん笑顔になった。二人で貸し切り状態って?お店の経営は大丈夫なのだろうか?と心配になってきたのは、なんと・・・生きている海老を見せてから、調理してくれたり、鯛は一本釣りの鯛を調理前に見せてくれて、あわびも生きていた。その見せてくれた食材を目の前でご主人が刺身にしてくれたり、海老は焼くか?煮るか?聞いてくれて出してくれた。う・うれしい~~~。一皿ごとのポーションは女性にはちょうど良い。
この椀物の中の蕪は菊のような形にカットされていました。ご主人は海老が大好きだそうで、海老を多用使いするのが好きだそうです。上の写真の刺身の他にもマグロと鯛の刺身やイカのウニで合えた物を食べているので、何皿出してもらったのか?忘れましたが、満腹に。魚介類は、大分の方や長崎の方の魚介類を仕入れているそうです。新鮮でないとイカも食べられない私としては、ここのイカのお刺身は新鮮でした。お吸い物に今、希少な松茸と鱧が入っていて・・・超ハッピー
5250円というのは、全く採算度外視して趣味で商売をやっているのではないか?と食べ進めるうちに、思ってきて、どう考えても1万円以上の価値がありました。私達と一緒に会話もご夫婦ともども弾んで、美味しく、楽しく沢山のお皿を完食させてもらいました。伏見はお水が美味しいということで、酒蔵が多いことでも有名だけど、以前は月桂冠などに毎日仕出し弁当を届けていたそうです。景気が良かった頃は仕出しでとても忙しかったそうですが、今はそんなこともなくなったそうで、この採算度外視の貸し切り状態で、どんどん申し訳なくなってきた私達。。。でも、嬉しい
ご主人のこだわりで、冷凍物や既製品を食材に使わないそうで、すべて自分で選んだ食材で、何でも手作りだそうです。なので、添加物や化学調味料が苦手な私でも全く大丈夫な、安心して食べられるお店。京都の食文化が好きなのは、出汁を使うお料理が多いこと。2階に御座敷の部屋があるけど、常連さんはカウンターに陣取って、ご主人と奥様とお話を楽しみながらお料理を食べていくそうだ。10数人入るであろう御座敷をご主人は、特に薦めるわけでもなく、今度もカウンター席の方がいいですよ、4名様までね。と、言ってくれた。楽しみや趣味でやっているのではないか?とも思えるのだが、お料理は確かにプロフェッショナルなので、ご主人のこのホスピタリティー精神に感謝です。
また、関西に行く時は、必ずこのお店を訪れて、旬のお料理を頂こうと心に決めたのでした。本当に温かいおもてなしと美味しい料理をありがとうございました。
後で知ったのですが、このお店は京都新聞社発行の「京のおもてなし料理」という本で紹介されていました。最後にご主人が大切にしまっていた本を見せてくれるのかと思ったら、お土産に下さったのでした。もらっちゃって、いいのだろうか?と今でも思っていますが、お二人にはいつまでもお元気で活躍されることをお祈りしています。
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