目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

史跡 難波宮

2013-04-21 | ブログ

先日、用事で、谷六(谷町六丁目)に行った。

伺った先の前の道路は、熊野街道でした。

帰りは、近くにある「史跡 難波宮(なにわのみや)跡」を見に行きました。

何度も車では通っていたが、行ったことはない。

この史跡の現状は、大極殿の台座と八角堂跡、門の跡の台座ぐらい。

それらがないと、だだ広い野原の公園としか見えない。

 

この難波宮の歴史は次のとおり。

645年 都を、飛鳥から難波宮(孝徳天皇)に移す。

646年 大化の改新。

650年 孝徳天皇の命により、難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)<前期難波宮>を作り始め、652年に完成。

654年 孝徳天皇死去

655年 都が飛鳥に遷都

686年 難波宮が火事で焼ける

726年 難波宮(後期難波宮)再建が開始される

744年 都を恭仁京(くにきょう)より後期難波宮(聖武天皇)に遷都し、さらに難波宮から紫香楽宮(しがらきのみや)に、さらに難波京に移す。

745年 平城京に移す

784年 平城京から長岡京に都を移す

          難波宮が解体され、長岡京に運ばれる

791年 難波宮が廃止される

詳細は、ここを参照:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E6%99%82%E4%BB%A3

この地は、当時、大阪の上町台地にあり、河内湖が近くにあった場所。

つまり交通の要の場所。

 

この日は、歴史探索グループの集まりがあり、私は、取り巻いている人たちの後ろからお話を聴いておりました。

説明している人は、戦後、この発掘調査をした一人の様です。

私が聞いた話の内容は、次のとおり。

・高速道路がこの跡地の場所だけ、高架でない理由は、史跡を保護するため。

 当初は、高速道路の地下化とか考えたが、技術的に問題があった。

 この場所は、地上を走っている。

 高架から地上に下がるところの板状のコンクリート(橋脚)は、ただ、置いてあるだけなので、埋蔵物は保護している状態とのこと

・大阪城からの景観、また、この場所から大阪城が見えるという景観を考えて、高速道路を地上とした

・200億円ぐらい掛かったが、今から思うと、このような形で保存できて良かった。

 

話を聞いた後、目の前にある大阪歴史博物館で、弥生時代の土器、難波宮の復元模型から、大大阪まで、大阪の歴史を学んできました。

大阪歴史博物館の詳細は、ここを参照

http://www.mus-his.city.osaka.jp/

 

史跡難波宮から歴史博物館見学と、2時間半の有意義な散策でした。

大阪歴史博物館は、なにしろ展示物が豊富。

じっくり見ることをテーマにした博物館で、多分半日以上かかります。

大阪城見学と合わせると、1日、時間をつぶせるエリアです。

余裕のあるスケジュールで、見学、散策されることをおすすめします。


駅構内放送

2013-04-20 | シンキング

大阪市営地下鉄の駅構内の放送の言葉。

「目のご自自由な方をお見かけしたら、お声をかけてください。

明るい社会にしましょう。」

目の不自由な方だったのか、お困りの方だったのかは、正確でない。

私が疑問に思ったのは、「お声をかけたら、明るい社会にしましょう」は、おかしいでしょう。

 

その人にお声をかけて、上手く対応して差し上げる

→ その輪が、どんどんと広がる

→ 社会全体が明るくなるだろう

「お声をかけたら、明るい社会にしましょう」になるには、相当、時間がかかると思うのだけど・・・・

一寸、気になった構内放送。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらいの論理展開。


造幣局の通り抜け

2013-04-19 | ブログ

今日、通り抜けの桜を見てきた。

思っていたほど、人はいなかった。

造幣局の通り抜けの開催時期の発表後、暖かい日が続いたので、桜は散った木が多かった。

私は、お目当ての桜を見てきた。

通り抜けの桜は、いつ来ても良かったと感じる。

 

休題:

開催時期は、3月に決定し、発表。

その後、非常にあったかい日があり、その時点の予測より、早く満開になった。

今年の開催は、時期の予測を間違えてしまったと思う。

1ヶ月先まで予測するのは、厳しいので、もう少し決定時期と開催時期を短くしたらと考える。

1ヶ月前の発表は、観光客を当て込む旅行会社のためと思われる。

しかし、参加する旅行客は、散ってしまった桜より、色々な種類の桜が見える通り抜けを期待している。

期待に応えていない時の反応は、不評となる。

来年からは、より、実態に合わせた時期での開催。

桜が見頃の時期に、通り抜け観桜できるように期待したい。


最近、地震が多い

2013-04-18 | シンキング

最近、比較的大きな地震な多い。

淡路島、三宅島、宮城県沖等。

フィリッピン・プレートにある三宅島の地震が多発している。

フィリッピン・プレートに押されたのが原因と思われる淡路島の地震も、先週、発生した。

南海地震の前兆と言っても良いかもしれない。

東日本大震災の場合も、実は、岩手県沖、宮城県沖で地震が多発していた。

正確に言うと、南海地震が発生すると言われている付近での地震は多発していない。

用心をしすぎることはない。

大震災が起らないことを祈るが、2千年単位で見ると、どこでも地震が起こる。

 

先ほどのニュースでは、三宅島の東沖合の海面が、エメラルドグリーンに変色していたと報道していた。

変色していれば、海底火山の噴火の疑いもある。

地殻で何かが起こっている。

ニュースでは、今日の午前中、確認したところこの地域の変色は消えているとのこと。

付近を航行する船舶への警戒情報は、解除された。


曲の盗作疑惑を、スマホのアプリで判定する

2013-04-17 | シンキング

今、作曲の盗作疑惑のニュースが話題になっている。

盗作疑惑は、イントロ部分。

台湾の蕭玉芬『紙風箏』(2013年3月リリース)と、B'Z『もう一度キスしたかった』(1991年リリース)だ。

それぞれの曲は、ここを参照:

蕭玉芬『紙風箏』:

http://www.youtube.com/watch?v=JMc2gwcxmnc

B'Z『もう一度キスしたかった』:

http://www.youtube.com/watch?v=WLJwwFlkPl8

 

さて、盗作かどうかをどう判断するか?

スマホのアプリに、「SoundHound」がある。

SounHoundの概要は、ここを参照:

http://www.sophia-it.com/content/SoundHound

これは、その曲や鼻歌から、曲名を教えてくれるソフト。

精度が高いのが、このソフトの良さ。

iPhone、Android、両方に対応している。

 

実際に、このアプリを使って、蕭玉芬『紙風箏』のイントロ部分を検証。

検索結果は、<B'Z『もう一度キスしたかった』>と、迷わずに表示。

完全に、アウト!!!。

残念ながら、イントロ部分は、盗作と言い切っても良いと思います。

 

このソフトは、作曲家にとっても、良いソフト。

自分が本当に作曲したと言っても、自分が作曲する前に、有名な曲のフレーズがあれば、盗作と言われる。

楽曲を発表する前に、このソフトで検証することをお薦めする。

盗作作曲家と呼ばれる不名誉なことは、防げる。

 

休題:

私の知る盗作は、ホイットニー・ヒューストンの<Take Good Care Of My Heart(邦題:「やさしくマイハート」:1985年発表>と、鈴木雅之&鈴木聖美の<ロンリー・チャップリン」:1987年発表>。

しかし、このアプリを使って検証すると、夫々の曲が、正確に表示される。

そのアプリの検索精度が高いことの証明になる。

本当は、このアプリで、ロンリーチャップリンを聴かせると、ホイットニー・ヒューストンが表示されると、盗作疑惑を検証できるんだけれどね。

個人的には、残念。

 

休題:

このアプリを使うと、次のパターンが発生する。

A曲:原曲、B曲:疑惑曲として、B曲をこのアプリで検索する

X.B曲が登録されていない場合

  1.合致する曲が無いようです

  2.A曲を表示する

Y.B曲が登録されている場合

  3.B曲を表示する

  4.A曲を表示する

の4通りが考えられる。

この時の、2と4は、盗作疑惑に該当すると考えられる。

1の場合、3の場合でも、盗作ポイ曲は多い。

メロディー、全体の編曲を見れば、盗作かどうかは、明白である。

発表した時期が後であれば、その曲は盗作。

今回の検証では、Xの場合の2と考えられる。

 

追記:

この2曲を同期させた動画があります。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=F9s_faEgPS0

イントロ部分だけでなく、コード進行が一緒。

錆に入る時の間(ま)の取り方も一緒。

このパクリは、酷いね。