昨日は、台風が日本列島を舐めるように移動していたので、各地から、台風状況の報道が多かった。
TVを見ている方の立場では、そんな場所で中継する必要があるのかと思う映像が多かった。
・強風にもかかわらず、岸壁に近い場所での中継。
・体が斜めになる程の強風であることを説明するための中継。
等。
それよりも、自動車が水没しないよう、地元の人に警告をする番組を提供できないのかと考えます。
昨日の被害で言えば、宮崎県延岡市の内水氾濫による水害。
堤防が決壊した訳でなく、下水道を伝わって水害に遭った。
内水氾濫とは、次のとおり。
http://www.cbr.mlit.go.jp/shizukawa/10_qa/02_yougo/05_na/na_naisui.html
特に、水たまりを走っている自動車の映像の放送は、止めて欲しい。
これを見ている人は、あの程度なら車で走っても大丈夫と思って走っているのではと考えてしまいます。
実際は、エンジンに水が入ったら、もう駄目です。
車にとって、何も良い事はありません。
数百万円の車が、ゴミ(廃車)になります。
車での移動は、止めた方が良いと考えます。
TVでも、そういう説明をして欲しいと感じました。
それよりは、高台に移動することが大事です。
水害は、本当に怖いと感じます。
私も、横浜市に住んでいた時、戸塚川沿いに住んだことがあります。
大雨の時は、立体駐車場の下の階に止めている場合は、立体駐車場を上げて置くように指導がありました。
この立体駐車場は、平面、地下1階、地下2階の構造でした。
出張が多く、いつも家にいることがなかったので、水没回避の観点で、立体駐車場から平面の駐車場に変更したりもしました。
それでも、堤防を越える水量の時、平面の駐車場では、水没する場所でした。
9年住みましたが、幸いにも、川が氾濫することはありませんでした。
浦安にも住んだこともあります。
その時は、猫実(ねこざね)川沿いでした。
この時は、車を持ってきていなかったので、車の水没の不安はありませんでした。
マンションも4Fだったので、居住部分の水没の不安もありませんでした。
この地域の旧家は、土地を1メートル以上盛り土をして、建物を建てていました。
過去、その位の水没があった地域と、考えます。
浦安は、山本周五郎先生の「青べか物語」で書かれた地域です。
川沿いの住宅地は、いつか、水没する危険はあります。
避けられるなら、避けるべき土地かと考えます。