はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

新聞をやめてみました。

2016年03月15日 | 読書
2月いっぱいで読売新聞の購読を中止しました。
毎朝40分以上もの時間を新聞読みに費やすのは贅沢過ぎると判断したからです。

物心ついた頃から、毎朝欠かすことなく新聞を読んできました。
母子家庭ですので、私には真っ先に新聞を読む権利がありました。
毎日毎日、隅から隅まで、数十年間も飽きることなく読み続けてきたのです。

新聞休刊日には、なんとなく落ち着かないような気分に襲われていました。

得られる情報が必要かどうかということよりも、
そのニュースや記事が面白いかどうかということの方が優先されていたような気がします。
まず一面にざっと目を通します。
次に三面記事を開き、そこからページを逆に辿って一面に帰ります。
重視するのはスポーツと新聞小説と囲碁将棋欄です。

まあ、私の人生を豊かにしてくれたと言えなくも無いのですが、
殆どが不要な情報であったようにも思えます。
最近、ネットでニュースを見るようになってからは、さらに新聞は無駄な物になってしまいました。

新聞をやめて以来、毎朝を読書でスタートさせています。
今は、かの有名なリチャード・ドーキンスの " 利己的な遺伝子 " を読んでいます。
本文だけでも400ページを超えるし、序文と補注が更に150ページ以上あるという、圧倒的なボリュームの作品です。
しかし、朝一番でこいつに取り組むことで、私のアルコールにまみれた頭脳はたちまち全開となり、読書がはかどるのです。

さて、右の脇腹を負傷して20日目ですが、痛みは4くらいでしょうか。
回復しつつはありますが、まだ打ちっぱなしに行く気にはなれません。
内心では、桜が咲き始めるまで安静を続けようと考えています。

桜咲け!


今、この記事を読み返してみたのですが、自分の人生を振り返って、" 数十年も " という表現をさらりと使っていました。
" 儂も (わしも) しっかりと歳をとったものじゃのう.... "

萩尾望都

2016年03月15日 | 読書
先日NHKで萩尾望都と浦沢直樹の対談が放送されました。

萩尾望都ですか.....懐かしいですよね。

私の妹は漫画好きで、いつもたくさんの雑誌を購入していました。
りぼん、少女フレンド、マーガレット、別冊マーガレット、花とゆめ、セブンティーンなどです。
私もことごとくそれらを読破していきました。

その中で最も記憶に残るのが、萩尾望都の、" 百億の昼と千億の夜 " そして竹宮恵子の、" 空が好き " です。
まあ、百億の昼と千億の夜には光瀬龍というSFの原作者がいますので、代表作とはみなされないようですが、私的にはベストです。
そこでネットで購入してみました。





面白かったし、若いころよりも、ストーリーにたやすくついていくことができました。

さて、妹は16歳の頃でしょうか、、"18歳になったら、セブンティーンは読まない。 " と宣言していました。
ところが、実際には、20代半ばを過ぎても読み続けていたようです。

同じような話ですが、20代の頃、妹は体重が53Kgになると、ダイエットして49Kgに減らすということを繰り返していました。
そして、" 私には美意識がある。56Kgになったならば、舌噛んで死んでやる! " と宣言していました。