はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

熊本地震

2016年04月15日 | 熊本地震
昨夜9時半ごろ発生したのですが、自室でウィスキーを飲んでいました。

ドカンという縦揺れの後、ユッサユッサとした横揺れが長々と続きました。
2mほど後ずさって壁際に身を寄せる以外には何もできず、様々な物が倒れたり落下してくるのを見守るしかありませんでした。

私のスタンディングデスクは、ノーマルな机の下にコンクリートブロックを2段に重ね敷きにした不安定なものでした。
当然ですが、ただでは済みませんでした。
ブロックがはずれて、こちら側に転倒してきました。
しかし、チェアーに支えられた形になって45度で止まりました。
机上の様々な物体はすべて床に転落したのですが、パソコン本体だけは唯一チェアーに引っかかって、奇跡的に助かりました。
たった今、外れた配線を修復して、やっとネットに接続できました。

その後も余震が続いたのですが、次第に慣れてきて、" またか...." というノリでウィスキーを飲んでいました。
ところが40分後に、デカい揺れが停電を伴って襲ってきました。
明るくても対応できなっかたのですから、真っ暗になった瞬間に自分の無力さを悟りました。
ただただ、じっとして、やり過ごすしかなかったのです。
数分で停電は解消されたのですが、水割りのコップなどがひっくり返っていました。

それからも飲み続けたのですが、おかわりをするために台所を歩いていた時に、結構な揺れが来ました。
その時に、なんだか懐かしい感覚が甦りました。
昔、揺れる列車の通路を歩いた時のフワフワとした千鳥足です。

1時に就寝したのですが、余震で揺れる度に、" あ、列車が通ってる。 " とみなしてやり過ごしました。
そのうちに熟睡したようで、睡眠不足は有りませんでした。

翌朝、スタッフには例のごとく、人扱いされました。
" 先生は、台風でも飲んで寝る。地震でも飲んで寝る。幸せですよね! "