古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

真野響子・真野あずさの舞台を見ました。

2013年05月26日 05時01分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 母・妙子さんは100歳になっても裏山に来て、竹の枝を切り刻んでいます。背中はさらに曲がりましたが元気です。息子のぼくは、また母のために竹を切り倒します。
 さて西宮の芸文センターで《真野響子・真野あずさ》姉妹の『完全姉妹』という舞台があったので、きのう見に行きました。尼崎にうちの野菜やイチゴを届けるので車で芸文センターに行ったのですが、車で行くのを「やれやれ、車で行くのか」と感じるようになりました。
 で、舞台はどうだったかというと、年寄りのぼくには声が小さく、早口な感じでした。前から4列目の席でしたが。もう「生の舞台を見るのはちょっと……」という齢になったようです。見る前に昼食をとろうと西宮ガーデンに行きましたが、ちょうどお昼どきで4階の食堂街はどこも行列ができています。「それなら一階のフードコートですませよう」と行ってみたらここも人がいっっぱい。なんとかうどんを食べて劇場へ。
 都会というほどでもないのに、三木の田舎から出てくると、人が多くて疲れます。
 そうそう、今年は「芸文センターオーケストラ」(PAC)の定期演奏会・通しチケットを申し込みませんでした。月に一度音楽を聴くために、都会に出るのが億劫(おっくう)になりました。時間はとれるし、音楽を聴くのは生活の素敵なアクセントになるのですが、それより畑仕事をしたり、裏山の木々を剪定したり、花を植えたり、自分のペースで家のまわりの仕事をするほうがよくなったのです。
 だから6月に〈ネヴィル・マリナー指揮・PAC定期演奏会〉を聴いたら、そのあとしばらくお休みします。長い「しばらく」になるかも。そのうち神戸の文化ホールや国際会館の音楽会に出掛けてもいいし。大阪のフェスティバル・ホールやシンフォニー・ホールまで出掛ける気力はもうありません。
 都会の人間の雑踏が、まわりの人間を人間と思わないで行き交う空気感が、なじめなくなっています。軽トラで走り、運転者の顔を見、合図したり会釈したり、そんな人間同士の距離感・空気感がいい。田舎暮らしが7年目になり、いつの間にかそんな感覚がもどってきました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする