前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

ハイドン先生のお言葉 「サックス?」

2010-03-11 22:16:43 | 先生のお言葉


ワシの時代にさくそふぉ~んは無かったぞ。
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菊地成孔 ・大谷能生 『東京大学のアルバート・アイラー』

2010-03-11 19:21:16 | 
菊地成孔(きくちなるよし)さんと大谷能生(おおたによしお)さんの共著
『東京大学のアルバート・アイラー』を再読しています。


マイルス・デイヴィスのエントリーにも書きましたが、
NHK教育「私のこだわり人物伝」のナビゲーターが菊地成孔さんでした。
それまで菊地さんのことは全く存じ上げなかったのですが、
「すごい人がいるなあ」とちょっとびっくりしました。


サックス奏者、作曲家として第一線で活躍されている一方で、
専門的な評論もなさる(大学で講義も!)方はあまりいないと思います。
(エッセイや「感想」のレベルではなく)
その上、かっこいいですからね。
(詳しいプロフィールは「Wikipedia」等をご参照下さい)



『東京大学のアルバート・アイラー』は東大での講義をまとめたもので、
「歴史編」と「キーワード編」に分冊されています。
「歴史編」の最後の回に次のような意味の事が書かれています。


  自分が実際に経験した事柄と、その外部にある視点(歴史など)を
  相克して乗り越えることが批評には必要である・・・・


こういうことをキチンと(親切に、というか馬鹿丁寧に)
言ってくれる方々はなかなかいませんので有難いです。
もちろん単なる「感想」と「批評」は全然違いますが、
頭の片隅に留めて置かなくては、と改めて感じました。



少々話は飛びますが、私が小中学生の頃、
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)にどっぷり嵌りました。
ミュージシャンの高野寛さんは、YMOに大きな影響を受けた
いわゆる「YMOチルドレン」の一人ですが、以前TV番組で当時のことを
「YMOの通信教育を受けていたようだ」と語っていました。

音楽だけでなく、メンバーが発信するもの全てに
(アートであったり、哲学書や対談書であったり)
影響や刺激を受け、視野を広げていったという意味だと思いますが、
私も全く同感です。
私だけでなく、当時小中高校生くらいの多感な時期にあった人は
ほとんどそうだったのでは、と思います。



菊地成孔さんの存在を知ったとき、
今の若い人にとっては彼がそんな存在なのでは?と感じました。
(私のような「若くない」人間でも刺激を受けますが・・・)



(補足)
『東京大学のアルバート・アイラー』は菊地さんと大谷さんが
二人で講義したものを、読み易いように一人が語ったように編集されています。
ですから、先に書いた批評云々も正確にはどちらの発言かはわかりません。
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

2010-03-07 11:20:41 | クラシック音楽
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の
コンサートスケジュールが発表されました。


  「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」とは1995年に
  フランスの港町ナントで誕生したクラシック音楽祭です。
  日本では2005年から毎年ゴールデン・ウィーク期間に
  東京国際フォーラムを中心に開催されています。

  毎年、テーマや作曲家を決めて、それにちなんだ演奏会が
  複数の会場で同時に行われます。

  通常のクラシックの演奏会は、2、3曲で2時間位かかりますが、
  「ラ・フォル・ジュルネ」では大体45分位で、
  1公演1,500円から様々な演奏が楽しめます。
  (中には無料のものもあります)


今年のテーマは『ショパンの宇宙』。
生誕200年のショパンを中心にプログラムが用意されています。



ここ数年毎年観にいっていますが、
普段あまり演奏されない珍しい曲目を目当てに聴いています。


正直言うとショパンは普段ほとんど聴かないのですが、
ほぼ同時期に活躍しながら、今ではあまり知られていない、
シャルル・ヴァランタン・アルカンという人の
ピアノ曲が数曲取り上げられているのでそれを中心に、
あと室内楽を聴いてみようと思っています。


値段も安いですし「お祭り」で盛り上がるので、
普段クラシックのコンサートに行かない方にもお勧めです。
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はいどん君 青春の叫び 「四重奏団」

2010-03-06 12:16:29 | はいどん君


「四重奏団」と打って変換すると、

たまに「始終相談」ってならないか?
コメント (2)
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ハイドン 弦楽四重奏曲第81番ト長調 (ラルキブデッリ)

2010-03-06 10:25:29 | ハイドン先生の作品
ハイドン先生の最後の弦楽四重奏曲、
第81番から第83番のCDを買いました。


演奏は「ラルキブデッリ(L'Archibudelli)」という楽団です。
「弓(Archi)」と「ガット弦(budella)」という
二つのイタリア語を組み合わせた名前で、
17~18世紀のオリジナル楽器を使用しています。
世界的なチェリスト、アンナー・ビルスマを中心に結成されました。



私がすでに持っているハイドン先生の弦楽四重奏曲全集は
ブッフベルガー四重奏曲のものです。
レーベルはブリリアントという廉価のCDを出しているところですが、
演奏は大変気に入っています。


ラルキブデッリはまた違った良さがありますね。
第81番ト長調の第1楽章は、跳ねるような軽快さがあり
とても楽しいです。
チェロの音が大きめで音に厚みがありますが、
全体的にはなんだか"温かい"感じです。

先日聴いた弟ハイドンさんの弦楽五重奏曲の演奏がこの四重奏団で
とても素晴らしかったので、つい買ってしまいました。
(弟ハイドンさんのCDは実は借りたものです)


今回買ったCDには、四重奏曲断章「老人」という曲が
一緒に入っていました。
(9曲の歌曲の中の第5曲だそうです)
心憎いカップリングです。



別の演奏で聴くと、また新たな魅力が発見できますね。
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