老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

介護崩壊

2020-05-04 05:38:11 | コロナウイルス

1530;介護崩壊

介護崩壊が始まった。
北海道の地方放送HTBのニュースで、
サービス付き高齢者住宅の利用者、職員がコロナウイルス感染し
介護崩壊の状態にある(詳しくは上記の動画閲覧頂ければ幸いです)

今回の北海道の事例に限らず
特別養護老人ホームなどの介護施設を含めて
全国どこでも起こりうる。
施設内で感染が広まってしまったあとの対策をどうするのか
特に認知症老人が感染したときは、病院での入院受け入れは困難を極める。

緊急事態宣言延期を打ち出しているけれども
何のための「緊急事態宣言」なのか
もっと現場に即した緊急事態宣言の対策をきめ細かに進めてもらいたい
まさに医療崩壊・介護崩壊の問題こそ緊急事態宣言における課題であり
国、厚生労働省は早急に考え対応が求められている。
医療従事者・介護従事者まかせの現状にある。

コロナウイルス感染における深刻な問題は、永田町ではなく医療や介護の現場で起きている
国会議員は、国会での論議よりもまず現場に飛び、自分の眼で現場を捉え、
早急に対応を打ち出してもらいたい。

何のための緊急事態宣言なのか
繰り返しになるが、実情に即した緊急事態下の支援をお願いしたいものだ。
人的派遣や介護施設や医療機関の転居・入院の調整を行う👉地域包括支援センターなどの活用、動きがあってもよいのではないか。人材派遣会社やハローワークなどの協力を頂き、人的派遣を行う。

介護の現場にいる者として、本当に不安である。
コロナウイルス感染が心配だから、と言って在宅介護者に押し付けるわけにもいかない。


安上りの酔人

2020-05-03 17:50:13 | 阿呆者


1529;安上りの酔人

初夏に入ったばかりなのに
真夏日に近い気温で、意欲減退(暑さのせいにしない‼)

夕食、wifeは缶ビールを飲む。
自分には「アルコール5%のウメッシュ(350cc)だよ」と、言って
グラスに注いでくれた。

wife「酔った?」
自分「なんだか目の周りが赤くなってきたような気がする?」
wife「本当に酔ったの? 幸せだね・・・・。ノンアルコールだよ」、と言われ
自分は空になったウメッシュ缶を手にすると
『ノンアルコールと大きな文字で書かれてあった』。

wifeは、自分がグラスに注ぐとノンアルコールだということがわかるので
それでwifeがグラスに注いだ行為の意味が、後になってわかった。

それにしてもwifeも嫌だね。
ノンアルコールだとわかっていて「酔った?」なんて尋ねるのだから・・・・。
安上りの酔人だな、自分は( ^ω^)・・・。

認知症老人がひとりで暮らすことの難しさ

2020-05-03 05:40:37 | 老いの光影 第6章 「老い」と「生い」

1528;認知症老人がひとりで暮らすことの難しさ

ブログ1477;あぶない親子のところで 
大正15年生まれの絹婆さんは
十年前に最愛の夫を亡くし
いまはひとり暮らし。
焦がした鍋の数も増え
いま食べたことも忘れてしまうほど、認知症の状態にある。

いま息子松任が帰郷し一月余り経過し
プラス、マイナスの生活が入り混じり、悩んでいるところ。
東京に住む妻と彼の息子から「コロナウイルス感染が心配なので暫く帰ってくるな」、と言われ
絹婆さんとの「同居」はまだ続きそう。

息子が食事を作ってくれるので鍋を焦がす(火事になる心配)ことはなくなり
ホッとするのだが、絹婆さんが台所に立たなくなったことで
立位にふらつきがみられてきた。
包丁を持ち台所で料理をすることが危なくなってきた。

老母の前で「喫煙、飲酒はしないよう」息子にお願いしたのだが、
糠に釘のような塩梅で、その約束は守られず破れらている。
家のなかは煙草の臭いがし、ウイスキーを飲み転倒を繰り返している。
手首や大腿部など躰のあちこちは内出血状態。
椅子に座っていても体が左に傾き、絹婆さんも自覚症状あり・・・・

度重なる転倒で硬膜下血腫や脳梗塞の心配が危惧され、
5月8日に循環器科受診の際、主治医にCTのお願いしたい旨を、彼女の妹夫婦に話をした。

このまま息子と同居を続けていると、不整脈、心不全により再入院になるのは目に見えている。
自宅は自由気儘に暮らしたいのは、誰もが望むことではあるけれど
「煙草吸いたい、ウイスキー、ビール飲みたい」の生活を続けさせていくことも
ただ見ているわけにもいかない。

心疾患や転倒があり、「いのち」の心配も出てきている。
長男自身も脳梗塞の既往歴があり理解力も低下しているなかで、
煙草、酒が躰に悪く、脳梗塞再発の危険性もわかっていない。

運よくサービス付き高齢者住宅の1室が空き
そこの入所受け入れ担当者と連絡がとれ、空いた部屋を「保留」にしてもらった。

連休入る前に、絹婆さん、長男、絹婆さんの妹夫婦(隣町に住む)と話し合いを持った。
サービス付き高齢者住宅に入居するかどうか
長男、妹夫婦は入居に賛成した。
当の絹婆さんは「悩んでいる」。
入居してもいいが、家で暮らしたい気持ちもある。

家は処分しない。サービス付き高齢者住宅に入居し、家に帰りたいときはいつでも帰れるよ、と話をした。
まずはサービス付き高齢者住宅を見学することになった。
5月5日 10時半にそこの高齢者住宅玄関前に行くことになった。

5月連休ではあるが、自分も行き、彼女が入居できるよう手助けしていきたい。
サービス付き高齢者住宅に入居するか否かを決めるのは、
勿論 絹婆さんである。


5月連休も「休みなし」

2020-05-02 08:45:28 | 老いびとの聲


1526;5月連休も「休みなし」

5月連休であっても
コロナウイルス感染患者治療の最前線にある医療従事者は「休みなし」
要介護老人の介護事業所や介護施設も連休中、介護を行っている
勿論、在宅介護者も「休みなし」
本当に頭が下がります

いのちを守り支えていく職種は、いつのときも「休みなし」なのかもしれない

我が家のbeagle genki はのんびりと猫背(犬なのに)の姿で寝ている・・・・

『威風堂々』を聴き、”genki”な気持ちで 連休を乗りきりたい




デパ地下で「筋子」を買ってきた

2020-05-01 16:54:42 | 阿呆者


「負けないで もう少し 最後まで走り抜けて・・・・」
息も苦しく 足もあがらない もうだめだぁ 休もう、と思いながらも
「負けないで」の言葉に励まされ ゴールめざし 再び走る

1525;デパ地下で「筋子」を買ってきた( ^ω^)・・・

爽やかな新緑のなか 鳥たちは囀り恋の季節
県境も関係ない地上の鳥たちは
自由に空を飛び交う

空を飛べない余は
wifeとともに郡山市のうすい百貨店のデパ地下を「徘徊」
人はまばら
魚売り場に行き いつものおじさんとマスク越しの会話
余の大好物である「塩筋子」をget

クールな頭は「手にしてはダメ(過剰な塩分の摂り過ぎ)」と心の中で叫びつつも
「筋子」に誘惑され いつの間にか手にしていた余であった
悪いのは余の右手だ~

ほっかほっかの白いご飯の上に筋子を乗せ
それを箸でつまみ口のなかに入れ 噛んだときの味
どう言葉に表現していいか 表現できないほど旨い
「筋子」に負けてしまった老いびと





上を向いて歩こう

2020-05-01 05:18:18 | 歌は世につれ・・・・




1524;上を向いて歩こう

コロナウイルスでいま日本だけでなく世界中で
苦しみ悲しんでいる

悲しくて、辛くて、泪がこぼれてしまう
「上を向いて歩こう」、希望がみえてくる
坂本九さんも空の上から応援してる・・・・

多くの歌手や演奏者たちによるテレワークの応援に感動
本当に励まされ元気がでるZARDの曲「負けないで」