俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

小松政夫

2007年06月04日 | 俳句

『竹林の 風の音にも 涼しさが』
(ちくりんの かぜのおとにも すずしさが)

『更衣 腹の膨れて 嫁ふくれ』
(ころもがえ はらのふくれて よめふくれ)

『早慶戦 ハンカチ王子 気になりし』
(そうけいせん はんかちおうじ きになりし)

『葉柳の 堀端通り 風の過ぐ』
(はやなぎの ほりばたどおり かぜのすぐ)

『苺狩り 籠も一杯 口いっぱい』
(いちごがり かごもいっぱい くちいっぱい)

『薫風や 小松政夫 先輩なり』
(くんぷうや こまつまさお せんぱいなり)

『久々の 仕事帰りに ビール飲む』
(ひさびさの しごとがえりに びーるのむ)

『我もまた あめんぼの如 泳ぎたし』
(われもまた あめんぼのごと およぎたし)

『白百合は 開いておりぬ 北国で』
(しらゆりは ひらいておりぬ きたぐにで)

『紫陽花や 三日と空けず 七変化』
(あじさいや みっかとあけず しちへんげ)
コメント
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