俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2007年9月23日 秋風

2007年10月23日 | 俳句




2007年10月23日
月見るに うさぎの餅つき 今昔
(つきみるに うさぎのもちつき いまむかし)
4791 【季語】 月見 【季節】 仲秋

2007年10月23日
秋夕日 逢えば何をか 語らんや
(あきゆうひ あえばなにをか かたらんや)
4792 【季語】 秋夕日 【季節】 三秋

2007年10月23日
秋暁や 薄霧払い 明け行けぬ
(しゅうぎょうや うすぎりはらい あけゆけぬ)
4793 【季語】 秋暁 【季節】 三秋

2007年10月23日
秋風を 深呼吸して 受け止めん
(あきかぜを しんこきゅうして うけとめん)
4794 【季語】 秋風 【季節】 三秋

2007年10月23日
傷癒えし 戻らぬ過去の 秋深し
(きずいえし もどらぬかこの あきふかし)
4795 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋

2007年10月23日
悪戯に 虚しく吹くや 秋風よ
(いたずらに むなしくふくや あきかぜよ)
4796 【季語】 秋風 【季節】 三秋

2007年10月23日
月明かり 薫り身に沁む 秋の宵
(つきあかり かおりみに沁む あきのよい)
4797 【季語】 秋の宵 【季節】 三秋

2007年10月23日
夜半の秋 風の囁きに 耳澄ます
(よわのあき かぜのささやきに みみすます)
4798 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋

2007年10月23日
秋澄むや 歩道橋に 空近し
(あきすむや ほどうきょうに そらちかし)
4799 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋

2007年10月23日
少しだけ 満たされぬが良し 十三夜
(すこしだけ みたされぬがよし じゅうさんや)
4800 【季語】 十三夜 【季節】 晩秋

2007年10月23日
秋風の 素通りして行く 我が部屋を
(あきかぜの すどおりしてゆく わがへやを)
4801 【季語】 秋風 【季節】

2007年10月23日
かまつかや 腹の膨るる ことばかり
(かまつかや はらのふくるる ことばかり)
4802 【季語】 かまつか 【季節】 三秋
かまつか=葉の美しさを観賞する葉鶏頭の古名です

コメント
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