俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

立冬

2011年11月08日 | 俳句

顔は陽に 背は背もたれに 秋の旅
(かおはひに せはせもたれに あきのたび)
13112 【季語】 秋 【季節】 三秋


逆向きに 座って不安 秋列車
(ぎゃくむきに すわってふあん あきれっしゃ)
13113 【季語】 秋 【季節】 三秋


朝ぼらけ 空の雲にも 秋風情
(あさぼらけ そらのくもにも あきふぜい)
13114 【季語】 秋 【季節】 三秋


椋鳥の 恋のささやき 屋根の上
(むくどりの こいのささやき やねのうえ)
13115 【季語】 椋鳥 【季節】 三秋


実と共に 季節外れの 茄子の花
(みとともに きせつはずれの なすのはな)
13116 【季語】 - 【季節】 -


露帯びて 光輝く 冬薔薇
(つゆおびて ひかりかがやく ふゆそうび)
13117 【季語】 冬薔薇 【季節】 三冬


立冬や 椿の季節 わが季節
(りっとうや つばきのきせつ わがきせつ)
13118 【季語】 立冬 【季節】 初冬


土産には 砂場の砂の 立冬の朝
(みやげには すなばのすなの りっとうのあさ)
13119 【季語】 立冬 【季節】 初冬


膝も良し 腰も後押し 立冬の朝
(ひざもよし こしもあとおし りっとうのあさ)
13120 【季語】 立冬 【季節】 初冬


コメント
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