叩く手に 鯉は寄り来て 鴨逃ぐる
(たたくてに こいはよりきて かもにぐる)
13145 【季語】 鴨 【季節】 三冬
冬鴨は 羽ばたつかせ 降り立ちぬ
(ふゆがもは はねばたつかせ おりたちぬ)
13146 【季語】 冬鴨 【季節】 三冬
天に地に 桜紅葉の 錦織
(てんにちに さくらもみじの にしきおり)
13147 【季語】 桜紅葉 【季節】 仲秋
この冬は に紅葉 枯葉まで
(このふゆは みどりにもみじ かれはまで)
13148 【季語】 冬 【季節】 三冬
国の虹 隠れて見えず 幾年ぞ
(くにのにじ かくれてみえず いくとせぞ)
13149 【季語】 虹隠れて見えず 【季節】 初冬
秋ざくら 風を忘れて 立ち就くし
(あきざくら かぜをわすれて たちつくし)
13150 【季語】 秋ざくら 【季節】 仲秋
風乗らず ひらひらぼたっと 柿紅葉
(かぜのらず ひらひらぼたっと かきもみじ)
13151 【季語】 柿紅葉 【季節】 晩秋
神の留守 宮はしごして ご利益は
(かみのるす みやはしごして ごりやくは)
13152 【季語】 神の留守 【季節】 初冬
辞めて早 八年勤労 感謝の日
(やめてはや はちねんきんろう かんしゃのひ)
13153 【季語】 勤労感謝の日 【季節】 初冬
短日や 犬も昇らぬ 歩道橋
(たんじつや いぬものぼらぬ ほどうきょう)
13154 【季語】 短日 【季節】 三冬