俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

じゃけっと

2011年11月21日 | 俳句

十年振り ジャケット着れて 嫁の笑み
(じゅうねんぶり じゃけっときれて よめのえみ)
13132 【季語】 ジャケット 【季節】 三冬


冬の陽を 息止め受けて 気の満つる
(ふゆのひを いきとめうけて きのみつる)
13133 【季語】 冬の陽 【季節】 三冬


冬雲の 逃げ足早く 北南
(ふゆぐもの にげあしはやく きたみなみ)
13134 【季語】 冬雲 【季節】 三冬


寒雲や 朱く燃えてる 鬼瓦
(かんうんや あかくもえてる おにがわら)
13135 【季語】 寒雲 【季節】 三冬


姥三人 皇帝ダリアの 花の下
(うばさんにん こうていだりあの はなのした)
13136 【季語】 皇帝ダリア 【季節】 晩秋
皇帝ダリア=木立ダリア


枯れ枯れて もったいなきや 公園の花
(かれがれて もったいなきや にわのはな)
13137 【季語】 枯れ枯れ 【季節】 三冬


冬の朝 挨拶返し 気も晴れて
(ふゆのあさ あいさつがえし きもはれて)
13138 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


踏みしめし 落ち葉の音色 カサカサと
(ふみしめし おちばのねいろ かさかさと)
13139 【季語】 落ち葉 【季節】 三冬


コメント
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