俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

日本シリーズ

2016年11月02日 | 俳句

蓑虫は 哲学の道の 入り口に
(みのむしは てつがくのみちの いりぐちに)
17944 【季語】 蓑虫 【季節】 三秋
哲学の道を散策するに、まず眼に入ったのが蓑虫であった。


秋蜘蛛に 哲学の道を 案内され
(あきくもに てつがくのみちを あないされ)
17945 【季語】 秋 【季節】 三秋
哲学の道のあちこちで、秋の蜘蛛に出くわした。


秋雲に 鰯はあれど 秋刀魚なし
(あきぐもに いわしはあれど さんまなし)
17946 【季語】 秋雲 【季節】 三秋


秋風の 吹き下る先 先斗町
(あきかぜの ふきくだるさき ぽんとちょう)
17947 【季語】 秋風 【季節】 三秋


秋の風 換気口より 流れ入る
(あきのかぜ かんきこうより ながれいる)
17948 【季語】 秋風 【季節】 三秋


寝て居れば 秋風溢る 掃除時
(ねておれば あきかぜあふる そうじどき)
17949 【季語】 秋風 【季節】 三秋


秋の暮 斜に構えて 風を除け
(あきのくれ はすにかまえて かぜをよけ)
17950 【季語】 秋の暮 【季節】 三秋


菊の香や 何やらゆかし 明日香道
(きくのかや なにやらゆかし あすかみち)
17951 【季語】 菊 【季節】 三秋


秋土用 鰻に慣れず 食みこぼし
(あきどよう うなぎになれず はみこぼし)
17952 【季語】 秋土用 【季節】 晩秋
土用は、5種類の元素と自然哲学の思想からなる、中国の「五行説」という暦がもとになっています。春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」といった風に四季に当てはめます。「土用」というのは、立春、立夏、立秋、立冬の前、18日間を指します。秋土用というのは、立冬の前18日間ということになます。2016年は 冬土用:1月18日~2月3日 (太陽黄径297度) 春土用:4月16日~5月4日 (太陽黄径27度) 夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度) 秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度) 最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。


明日香道 利き酒の道 人知らず
(あすかみち ききざけのみち ひとしらず)
17953 【季語】 利き酒 【季節】 晩秋


葉に隠る 団栗あわれ 世のあわれ
(はにかくる どんぐりあわれ よのあわれ)
17954 【季語】 団栗 【季節】 晩秋


此の秋は 何で膝鳴る 寒暖差
(このあきは なんでひざなる かんだんさ)
17955 【季語】 秋 【季節】 三秋


日本シリーズ パッと過ぎ行き 背も見えず
(にほんしりーず ぱっとすぎゆき せもみえず)
17956 【季語】 日本シリーズ 【季節】 晩秋


吾もまた 考えありて 吾亦紅
(われもまた かんがえありて われもこう)
17957 【季語】 吾亦紅 【季節】 晩秋





11月2日

2016年11月02日 | 俳句暦


小さい頃からの、歯槽膿漏で、虫歯で悩んできた。

四年前に総入れ歯にした。
慣れないと,入れ歯がカクカク音がする。

歯茎と入れ歯の隙間に食べたものが挟まる。
柔らかいものは、挟まっているだけで済むが、
堅いものだと歯茎に突き刺さるせいか激痛が走るときもある。
大きいものだと、噛むと同時に入れ歯が外れる。

歯の悩み、入れ歯の悩みは尽きないが,
最近、少し慣れてきた。
入れ歯のチェックも半年に一回で済んでいる。

ま、話も、唄も、すきま風が入り、
聞き取りにくいらしい。

あやまるしかない、、。