俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

初暖房

2016年11月03日 | 俳句

尾底骨 座り良ければ 小春かな
(びていこつ すわりよければ こはるかな)
17958 【季語】 小春 【季節】 初冬


神の留守 盗み酒ほど 美味はなし
(かみのるす ぬすみざけほど びみはなし)
17959 【季語】 神の留守 【季節】 初冬


文化の日 天長節に 明治節
(ぶんかのひ てんちょうせつに めいじせつ)
17960 【季語】 文化の日 【季節】 初冬


返り花 見つめ直せし 帰り道
(かえりばな みつめなおせし かえりみち)
17961 【季語】 返り花 【季節】 初冬


立つ湯気に 遠く霞みし 石鎚山
(たつゆげに とおくかすみし いしづちやま)
17962 【季語】 湯気立 【季節】 三冬


風の息 螺旋描かせ 落葉舞う
(かぜのいき らせんえがかせ おちばまう)
17963 【季語】 落葉 【季節】 三冬


寝酒すら 効き目の薄き 不眠症
(ねざけすら ききめのうすき ふみんしょう)
17964 【季語】 寝酒 【季節】 三冬


初暖房 弱いと言えば 齢です
(はつだんぼう よわいといえば よわひです)
17965 【季語】 暖房 【季節】 三冬


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11月3日

2016年11月03日 | 俳句暦


駅や公園に、よく噴水を目にする。

夏は、気にならないが、秋の方が、噴水に虹が架かっているのに気付く。

何故か、楽しさよりも寂しさが勝っている気がする。

もっと気になるのが、水が涸れていることが多い。

せっかくの施設が泣いている。
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