俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

神の旅

2016年11月12日 | 俳句

色多き 女心と 薄紅葉
(いろおおき おんなごころと うすもみじ)
17982 【季語】 薄紅葉 【季節】 仲秋


山茶花は 落ちて二度咲き 息長し
(さざんかは おちてにどざき いきながし)
17983 【季語】 山茶花 【季節】 初冬


石蕗の花 渋い黄の色 友の庭
(つわのはな しぶいきのいろ とものにわ)
17984 【季語】 石蕗の花 【季節】 初冬


神の旅 我の道行き 早きかな
(かみのたび われのみちいき はやきかな)
17985 【季語】 神の旅 【季節】 初冬
まだまだ死ねぬ。


昨日今日 身も心をも 冬に入る
(きのうきょう みもこころをも ふゆにいる)
17986 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


冬に入る 捨てるが多く 冬に入る
(ふゆにいる すてるがおおく ふゆにいる)
17987 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


今朝の冬 災害の因 異論あり
(けさのふゆ さいがいのいん いろんあり)
17988 【季語】 今朝の冬 【季節】 初冬
熊本地震、鳥取地震、福岡陥没事故、異常気象など因に異論あり。


九州場所 叔父の説明 堂に入る
(きゅうしゅうばしょ おじのせつめい どうにいる)
17989 【季語】 九州場所 【季節】 初冬


青雲の 心再び 返り花
(せいうんの こころふたたび かえりばな)
17990 【季語】 返り花 【季節】 初冬


冬の酒 猪口にぐい呑み 升の酒
(ふゆのさけ ちょこにぐいのみ ますのさけ)
17991 【季語】 冬 【季節】 三冬


湯冷めから 膝の不調の 続き居り
(ゆざめから ひざのふちょうの つづきおり)
17992 【季語】 湯冷め 【季節】 三冬


育てらる 姉三人と 冬の旅
(そだてらる あねさんにんと ふゆのたび)
17993 【季語】 冬の旅 【季節】 三冬



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11月12日

2016年11月12日 | 俳句暦


露霜は、朝露が結露してまだ時間が経たぬ内に、
気温が低いために凍ってしまった状態を言う。

朝露に比べて粒が小さく数が多い。

朝日が当たると、その粒々が光を反射するため、
葉全体がキラキラ光る。

が、陽が少しでも高くなると溶けてしまう。
儚い現象だ。
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