サクラソウの雛壇
22種のサクラソウがほぼ咲きそろった。
二年生の孫が所属している高校野球を応援に行った。
レギュラーではないがベンチ入りの三番手投手らしい。
チームの調子が良ければ勿論出番はない。
圧倒的に優位とされた予想にも関わらず、相手投手の好投に苦しめられ、両チーム無得点のまま最終回に入った。
この回 先攻の孫チームが何とか先取点をもぎ取った。
このまま逃げ切れるか、延長か、はたまた最少点差、逆転負けの可能性も極めて高い場面である。
声援と絶叫の中で辛うじて逃げ切ることになるのだが、久し振りに興奮を味わった。
たかが地方の地区大会である、しかし応援席に座るると第三者ではいられない不思議な熱気に包まれる。
一投1打に不安と期待が交錯するであろう選手の家族のことを思った。
ありえないことだけれど、もしこの場面で孫がマウンドに上ったら、私は逃げ出したかもしれない。
22種のサクラソウがほぼ咲きそろった。
二年生の孫が所属している高校野球を応援に行った。
レギュラーではないがベンチ入りの三番手投手らしい。
チームの調子が良ければ勿論出番はない。
圧倒的に優位とされた予想にも関わらず、相手投手の好投に苦しめられ、両チーム無得点のまま最終回に入った。
この回 先攻の孫チームが何とか先取点をもぎ取った。
このまま逃げ切れるか、延長か、はたまた最少点差、逆転負けの可能性も極めて高い場面である。
声援と絶叫の中で辛うじて逃げ切ることになるのだが、久し振りに興奮を味わった。
たかが地方の地区大会である、しかし応援席に座るると第三者ではいられない不思議な熱気に包まれる。
一投1打に不安と期待が交錯するであろう選手の家族のことを思った。
ありえないことだけれど、もしこの場面で孫がマウンドに上ったら、私は逃げ出したかもしれない。