昨日のあずさ部会の第二部で「わくわく歌の広場」という催しがあった。
約300曲のタイトルリストが配布され、出席者のリクエスト曲を集計し、順次全員で歌う仕組みである。
歌詞はスクリーンに投影され、ピアノ伴奏がつく。
事前配に布され300曲の選曲が素晴らしい、歌える歌えないは別にして、私にとってほぼ全曲どこかで出会いのあった歌である。
その中で「小さい秋見つけた」に多くの人がリクエストを寄せた。
晴天に恵まれた東京は暑かったけれど、東京YMCA山手センターに向かう道すがら、早稲田通りは秋の色彩が濃かった。
我が家の庭先で沙羅の紅葉が小さく始まった。
水引
草むらを覆うように、水引の鮮やかな花穂が結ばれて、何かおめでたいことがありそうだ。
紫式部
夏 薄紫の小花が散った後に、仁丹程の緑色の玉がついていた。
秋の訪れとともに、その緑の玉が少しづつ紫色に変わっていって、彼岸の中日には本当に美しい紫に変わっていた。
石山寺の紫式部は、この小さな秋を知っていただろうか
萩の残り花もわずか
花蜂が残り少ない花を巡って、斜光を受けてせわしく飛び回っていた。