常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

池掃除

2009年12月12日 | 季節の便り
ハイビスカス


小さな流れに運ばれて山土が池の底に堆積する。
防火用水など多目的に使うつもりなので年に一度堆積した土砂を掬いあげる。
これが大仕事だ。
その量たるや半端ではない、山は年々低くなっている筈なのに不思議だ。
世界中の河川が総出で海を埋め立てていることになる。
水は循環するから安心だけれど、土砂の流れは一方通行で循環はあり得ない。



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季節だましの雨

2009年12月11日 | 季節の便り
おもと



朝から細かな雨がけぶって、並木の細い枝先が雨を含んで春先のように艶めいて見える。
河原の枯れ葦も、季節だましの雨に濡れて早春賦の風情を奏でる。
予報では、夕刻から雨は雪に変わるらしい。
季節だましの雨はエアコンのように気まぐれに暖、冷を切りかえるから浮かれてはいられない。
先週冬用のタイヤに履き替えてあるから備えは万全であるけれど。
年末が忙しいのは、厄介なことを全部片付けて、ゆったりと新年を迎えたい気持ちの表れだろう。
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木曽谷の思い出

2009年12月10日 | 季節の便り
木立ベゴニア

電車に乗って出掛ける機会が減って、月何回から年何回に変わった。
以前の車中は眠るか読むかで過ごしたものだけれど、先日の名古屋往復は初冬の木曽谷を飽かずに眺め続けた。
木曽谷には汲みつくせないほどの思い出が流れている。
中山道の街並み、森林鉄道、営林署、県立病院、高校寮等それぞれにまつわる半世紀にわたる集積がある。
木曽谷は狭い谷あいを縫うように木曽川が流れ、曲がりくねった中山道が京を目指し、JR中央西線が名古屋に向かう。
木曽の森林は奥深く、産する銘木を搬出する森林鉄道が岐阜の県境近くまで敷設されていた。
その林鉄に便乗して山深く分け入った事がある。
檜の真新しい香り豊かな湯船につかり、餌を付けなくとも釣れるといわれた岩魚を御馳走になった。
懐かしい思い出である。


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ツルムラサキ

2009年12月09日 | 季節の便り
ツルムラサキ

プランターに植えられたツルムラサキは熱帯原産の栄養豊富な野菜である。
気温が低下した11月初旬、他の鉢植えとともに室内に非難した。
その後 弦はアボカドにからまり、更に成長を加速させてついに王様になって、最近つぼみが膨らんだので鑑賞植物に位置づけされた。
しかしときどき葉を摘まれる運命にある。
昨日 所用で名古屋はに出向いた、岐阜県に入ると沿線の畑地に緑が濃く、黄葉も随所に残り寒暖の違いを思った。
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12月8日

2009年12月08日 | 季節の便り
クリスマスカクタス

昭和16年12月8日大東亜戦争開戦時の記憶は無い
「時 十二月 その八日 マレーに続くルソン島・・・」と続く歌は、聞いただけでなく歌ったのだろう、そのメロディーをうろ覚えながら口ずさむことができる。
日米開戦について、宇宙の彼方から冷静に見据えられたならば、なんという馬鹿げたことをと悟ることもあっただろうし、実際そう思った人達もたくさんいたのだろう、しかし真珠湾は奇襲された。
そして68年の歳月が流れて現在に至る。
もし戦争が回避できたとして描かれる現在はどんな様相なのだろう。
全ての人達が願望する楽園になっていたとはとても思えない。

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隣組蕎麦会

2009年12月07日 | 季節の便り
山茶花

自治体組織の端末は「組」で隣近所数所帯で構成されており、私どもの組構成は5軒である。
昨夜恒例である組の蕎麦会があった。
組内の蕎麦打ち名人が、地元産の新蕎麦で薫り高い蕎麦を提供してくれる。
昨夜は9人が集まって、和やかに囲炉裏のおでん鍋を囲んだ。
近所に暮らしていても普段、中々顔を合わす機会が無いから親睦をはかり情報を交換する良い機会である。
後から後から話題は尽きない。
5時から充実した3時間を過ごすことができ再会を約束した。
町会の福祉防災について行政からの強い指導があり、各地区ともに地域防災計画の策定に工夫を凝らしている。
様々な協議の中で、隣組の連携が第一という意見はどこでも共通している。
遠くの親戚より近くの他人なのである。
ということは、酒を酌み交わし、蕎麦を食べる隣組は、組織の模範なのかもしれない。

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砂糖ができた

2009年12月06日 | 常念100景
隼人君がサトウキビの栽培から取り組んだ、製糖は成功したけれど、材料に比べて黒糖の量は驚くほどの少量だったと落胆を隠せない。
使用した光熱料の支払に当てるため、角砂糖にして販売したいということらしい、味は抜群だと写真を添付したメールが届いた。
早速一つ300円でオークションに応じた。
隼人の黒糖


黎明

昨日は午後から、体の芯から冷えてくるような冷たい雨が降った。
夜明け 澄み切った青空のもとに、山脈は新雪をまとってその輝きを増した。

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マングローブ メヒルギの成長

2009年12月05日 | 季節の便り

08年12月植え付け

09年12月5日現在

順調に育ったと思う、この分では5年後に2メートルを越えるだろう。
その時の事はその時に考えるとして、最初の冬を無事に越したい。
幸い耐寒性はありそうに思える。


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飯山雪国

2009年12月04日 | 季節の便り
針の木岳
常念が見える窓から、視線を北に振ると針の木岳が遠望できる。
師走に入って、厳しくさらに美しさを増した。


長野電鉄木島平駅から飯山市市街に入るには、千曲川に架かる武骨な鉄橋を渡ったように思う。
冬になると、この鉄橋の川下側によしずを張り巡らせて、通交する人を風と雪から守る対策が取られる。
過日のローカルニュースでその作業の様子がテレビ放送されていた。
飯山は雪国である。
ずっと以前、まだ車が高嶺の花だったころ、電車に乗って冬の飯山に出張した。
用務を済ませて、雪よけに守られた橋をわたった、よしずで囲われた空間はほっとする暖かさがあった。
長い鉄橋を渡り終えた時、オートバイに乗った医師に追いかけられ、まだ頼みたいことがあるからと荷台に乗せて連れ戻された。
その日の内に、無事帰れたかどうかは覚えていない。
本当に飯山は雪国である。


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おたのもうします

2009年12月03日 | 季節の便り

昨夜の例会でとても懐かしい言葉を聞いた。
それは「おたのもうします」である。
関西の言葉らしいけれど、以前は年配の女性たちが普段に使っていたように思う。
他家を訪問した時とか、会合等で最初にかわす挨拶に使っていたと思うのだが、最近はまったく聞くこともなく過ぎてきた。
新しく入会したクラブ員のスピーチの終りの言葉として使われたこの「おたのもうします」が新鮮で、忘れていた人を思い出したような気分に浸ることができた。
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