自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの真正種子栽培,本実験(その9)

2014-05-09 | ジャガイモ

5月9日(金)。平苗床の苗は,植え替えしないままなので,ずいぶん大きくなりました。高さは10cmばかりです。

 


目を凝らして双葉の付け根を見ると,ストロンが出かけているのがわかります。 

 

 
どの茎でも,ごくわずかに出始めたストロンが確認できます。

 


もうずいぶん伸びたストロンもあります。


こうなれば,ストロンはぐんぐん成長していきます。おもしろいほどに。なにしろ,葉でデンプンを製造しながら,それをどんどん貯蔵に回すわけですから。  

 


アゲハ,ツツジ大好き

2014-05-09 | アゲハ(ナミアゲハ)

庭のヒラドツツジが花を付けています。その花をふと見ると,ナミアゲハが来て蜜を吸っていました。真っ赤な花弁と白・黒の縞紋様をまとったアゲハ。なんとも鮮やかな対比です。

そっと近づいてカメラに収めました。アゲハは,どうやらわたしに気づかなかったらしく,口吻を花に差し込んで,蜜を吸い上げることに夢中になっていました。 


吸い終わると,別の花に移動して,また蜜を吸うことに懸命。翅を軽くパタパタとさせながら,なんとか空腹を満たそうとしている様子でした。 

 
しばらくすると舞い上がり,隣りにあるサザンカの枝にとまりました。疲れているのでしょうか,じっとしたままでした。風が吹いて翅をゆらゆら揺らしました。それで脚で枝と葉をがっちりつかんで,落ちないようにしがみ付いていました。そんな状態なのに,なぜか,飛び立とうとはしません。

 
やがて舞い上がると,すぐ近くにある,また別のツツジの木にとまりました。

 
そこでは蜜を吸わずに,また別のツツジに移っていきました。そこでは,口吻を伸ばして蜜を吸いました。

 
そこにしばらくいて,やがてひらひらと大空に舞い上がりました。

一連の行動で,警戒心を感じたことはありません。それはそれはふしぎなアゲハでした。