セツブンソウを撮影しているときに,すぐ目の前で見かけたのがツクシ。地面からしっかり頭を突き出しているのです。こんなに寒いのに,この山里でよくもマア。とはいえ,ほんとうのところは寒さに関係なく体内時計が昼の長さを感知している結果でしょう。
仲よく行列をつくって。見たときはほんとうにびっくり。調べてみると,茎でつながったきょうだいでした。
おしまいに虫の目写真に残しておきました。こんな斜面の,いちばん下辺りにニョキッと出ていたのです。
「寒くてもこの青空はすてき!」。ツクシたちはそう呟いているかもしれません。
思いがけないツクシとの出合いが,セツブンソウとの寂しい出合いを補ってくれました。