自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,虫の目写真(17) ~セツブンソウ(続)~

2018-02-25 | 植物

この日は晴れ。霜が降りていて,ぶるぶるっと身が震えました。晴れた日はセツブンソウの撮影に好条件とばかりに,再訪。

花と葉に霜がびっしり付いて,いかにも冷え冷えとしていました。花はたいへんだなあと思いつつ,これでよく耐えているなあと感心。

 

やがて日が差してきました。そして霜が解け始めました。

 

日が昇って,霜がすっかりなくなり,白い花が輝きかけました。花は氷点下の寒さに負けていないのです。この姿,青空に映えます。 

 

一か所にきょうだいのように固まっています。たぶん,同じ株から種子が落ちて殖えたのだろうと思われます。

 

根元にツクシが! いかにも早春の風景です。

 

わたしが撮影している間,人は一人も見かけませんでした。セツブンソウが春を告げる,静かな午前でした。

もう一度,近くの大群落を訪れたいと思っています。そこは2万株咲くとか。地元の人たちが保護に力を入れているとのこと。見応えありそう。撮り応えもありそう。