自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春を告げる畦焼き

2018-02-04 | 日記

例年,今頃に行われるのが畦焼き。寒風が吹き抜ける真っ只中,枯れた畦草を野焼きするのが恒例になっています。

今年は今日がその日。午後,遠くを見ると畦焼きの煙が上がっていました。あちこちのむらでこの行事が行われているのです。風が強く,空気が乾燥しているため,相当燃えていると見えました。立春寒波の襲来とやら。

この畦焼き,自然景観を保つ,害虫の卵を駆除する,新芽の出芽を助ける,そんな役目があるといわれる伝統行事になっています。

午後1時にむらびとが集まり,作業開始。

 

煙が立ち込めます。

草が乾いていて,短くてもよく燃えました。国道脇は交通の妨げになって危険だという理由で,除外に。その代わり,斜面にポイ捨てされた空き缶・空き瓶等を回収しました。困った通行人はいくらでもいます。

 

1時間半の作業は快適に終了。ひととき,春を待つ気分に浸れました。