自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサク,今(26)

2018-02-28 | マンサク

偶然のこと。体長が2mmほどのごく小さな黒い昆虫がいるのが目に入りました。それがなにか,肉眼ではわかりませんでした。

カメラをとおしてやっとわかりました。それほどの小ささ! シマバエの一種です。昨シーズンまでにも見かけて撮影したことがあります。ほんとうに久し振りの姿を見て。「ほっ,ほーっ!」の気持ちになりました。 

 

じっとしていたので,もっと近寄って全身を撮りました。口吻がちょっとばかり出ています。頭と腹に花粉がすこしだけ付いています。花の中に入ってはず。頭のそれは葯よりも口を下に潜り込ませた証拠。腹のそれは葯の上に乗っかった格好になった証拠。

 

シマバエは一瞬にしていなくなりました。ピンと跳ねたようにして。

めったに見られない昆虫。また合えるかなあ。期待して待ちます。