ワンコの旅立ち

今年の私の誕生日のすぐ後（て、ことは、この日記が始まった頃？）ご近所のお友達の家に、ワンコが生まれました。
母はコーギー。父は？？？？？
由緒正しい血統書付きの深窓のご令嬢でしたが、どこの馬の骨ならぬ犬の骨（それじゃ、エサじゃん）に夜ばいされてしまったようです。
予想外の妊娠に、飼い主様も最初はビックリしたそうですが、生まれた子犬と、一生懸命育てている母の姿を見て「もう、父親なんかどうでもいい！」と思ったそうです。
ただ、現実は母の愛や感動を越えてしまうもので、３匹の子犬は里子に出されることになりました。
でも、人気のコーギーも純血種ではないので（当然しっぽも付いてます！）、
飼い主さんも「かなり難しいのでは．．．？」と心配なさっておりました。
ところがところが．．．
みんな、ちゃんと里親さんが見つかって、順々に引き取られていきました。
（母犬のガンバリと、飼い主ご一家の愛情を、神様はちゃんと見ていたみたいです。）

今日の夕方、そばを通りかかったら、子犬小屋が虫干しされていました。
その方の「里親探し日記」の昨日のタイトルが
「明日はお迎え」だったので、ついに今日、最後の１匹が旅立っていったようです。
私が見せて頂いたときは、生後２週間くらいだったでしょうか。
まだ毛もちゃんと揃っていないカンジで、大きさもウチのあずきに負けていました。
それからは、主に写真でしか見ていませんでしたが、だんだん犬らしくなってきて、今がイチバンかわいい時期でした。

夏の夕方、ポツンと置かれた子犬小屋が、目の奥に焼き付いています。
みんな、幸せに暮らしてほしいナ。
そして、写真でもいいから成長した姿を見てみたいと思いました。
（やっぱり、好奇心として、父の姿を推定してみたい．．．．．。）