ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

ヒヨコが泳ぐ

2004-08-28 23:33:35 | ひでんかの「日々の徒然」
今日、カナダから来日中の姪っ子と出掛けた時のことです。
車で、ある沼の横を通りかかった時、彼女が
「あ、ヒヨコが泳いでる!」
と、叫びました。
ヒヨコが泳ぐ
同乗していたデンカと息子、たぶん私と同じ光景が頭に浮かんだのだと思います。
(黄色いヒヨコがピヨピヨ鳴きながら、プカプカ沼に浮いている...?)

「ヒヨコって泳がないと思うけど...」
「だって、小さいの、泳いでた」
「黄色いの?」
「黄色くは無かったけど、小さくて.....」
  ?????
「カモの子じゃないの?」
「カモの子はヒヨコじゃないの?」
「カモの子は...カモの子だねぇ」
「じゃあ、カラスの子は?」
「カラスの子」
「じゃあ、ヒヨコって何の子?」
「ヒヨコはニワトリの子」
「ニワトリの子しか、ヒヨコって言わないの?」
「うん」
   ・・・・・
帰りに同じ場所をもう一度通りました。
泳いでいたカルガモの子を見つけたので
「さっきのはアレ?」
と聞いたら
「そう」と言います。
「あれは、カルガモの子」
「ヒヨコじゃないの?」
「カモだもの。せいぜい呼んでも子ガモかな...?」

でも、言われてみれば、なんでニワトリの子だけがヒヨコなのでしょう?
ピヨピヨ鳴くのは、小ガモもアヒルの子も同じなのに、「カモ+子」で小ガモや「アヒル+子」がアヒルの子なのに、「ニワトリ+子」でニワトリっこじゃなくてヒヨコ。
(逆から見て、”ヒヨ子”が子供だとしても、その親は”ヒヨ親”ではありません)

同じ日本人でも、生まれ育った場所によって、言葉の意味やイメージが全く違った物になってしまうことを、この夏、実感しました。
(ところで、ヒヨコって泳げるのでしょうか...?)

コメント
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