ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

ホームセキュリティ

2006-01-30 22:46:51 | ひでんかの「日々の徒然」

実家の引っ越し先は”最新大型マンション”です。

離れて暮らす家族としては、歳を取った両親が生活をするのに、
バリアフリーセキュリティー、その他モロモロ考え合わせて、「施工や管理がしっかりしたマンション」が一番安心できるということになり、この物件を選びました。

このマンションのセキュリティーの目玉(?)が、セコムのホームセキュリティーです。
建物全体だけでなく、各戸にも配備されています。
また、後々オプションで、個人からの緊急通報や、居住者の動きを関知するセンサー(一定時間動きが無かった場合、通報する等)の設置もできるということで、その点も決定ポイントの1つでした。

そんな、ホームセキュリティーについて...。

昨日、母は室内の片づけ、私が配線工事をしていた時のことです。
弟が外からやってきて、玄関の鍵を開けて入ってきました。
すると、突然警報が鳴ってドアが開いています!ドアが開いています!と、インターホンが叫び出しました。
「何したの?」
「鍵を開けて入ってきただけだけど...」
「何かしたでしょ?」
「えーーーーー?」
「もう一回入り直してみて」
・・・・・
弟が何回が出入りして、鍵の開け閉めを試しましたが、叫び声は止まりません。
そのうち、管理人さんがやってきました。
「何かありましたでしょうか?」
「これが止まらないのですが...」
「あー、なるほど。普通はココを押すと止まるのですが...。あれ?止まりませんね...」
管理人さんがいろいろやっているうちになんとか警報が止まりました。
「たぶん、あれだけ鳴らし続けたので、もうすぐセコムの人が来ると思います
そうしたら、使い方とかいろいろ聞いてみて下さい。
ちゃんと丁寧に教えてくれるはずですから」
と言って、管理人さんは管理人室に帰っていきました。
また暫くして、今度は母が買い物に行くと言って、ドアを明けたとたん

ドアが開いています!ドアが開いています!ドアが...

また始まってしまいました。
先ほどの管理人さんのようにいろいろとスイッチを押してみましたが、一向に止まりません。
(仕方が無いので、最後はインターホンに向かって「うるさ~~~~~い」と言ってみたり...)
そうこうしているうちに、また管理人さんがやってきました。
「あれ、まだセコムは来ていませんか?」
「ハイ」
また管理人さんがいろいろスイッチを押して、警報を止めて帰っていきました。

(早くセコムさんが来てくれないと、誰もこの部屋に出入りすることができません!)

こんな騒ぎの中、管理人さんだけでなく、CATVの担当者が契約に来たり、もうグチャグチャです。
そうこうしているうちに、やっとセコムさん登場。

「何か異常事態ですか?」
異常事態を消すことが出来ないのが異常事態です!!」

現れたのは、武豊似のセコムのお兄さん。
「それでは、詳しくご説明致します」
(あいにくと私はCATVのお兄さんの相手をしていたので、弟が聞いていたのですが、私もセコムさんの方が良かった...)
遠目・遠耳(?)で聞いていたのですが、鍵のかけ方からインターホンの使い方まで、細かく丁寧に教えてくれたようです。
途中から、買い物から帰ってきた母も加わって一通りの説明を聞いた後、
「こんなところで、暮らしていけるのかどうか...。ノイローゼになっちゃわないでしょうか?」と母が言うと、セコムのお兄さんは
「皆さん同じだと思いますよ。これだけの規模のマンションですから、しばらくの間は、そこら中でこだまのように「ドアが開いています」が響いていると思います。遠慮せずに、どんどん私達を呼んで下さい。」
と爽やかな笑顔で仰いました。
(遠慮なんかしなくても、どんどん来て頂くことになると思いますけど...
ワタシ的には、毎回、この方が来てくれるのでしたら...などと思ってしまいました~)

セコムさんの説明を聞くと、人の行動を論理的に解釈してきちんと関連付けていけば、どのような時に警報が鳴るのかが良く解りました。
でも、普段の生活で、そんなことを(例えば、自分が外出して、他の家族が室内に残っていた場合の鍵のかけ方とか...)いちいち考えながら行動してはいないので、母では無いですが

本当に、ここで暮らしていけるの?????

という感じです。
他にも、ここには、まだまだ”文明の利器”が用意されているので、果たして全部を理解して使いこなせる日は来るのでしょうか.....?

コメント (2)
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