今日は、夕方、クライアントと打ち合わせの予定がありました。
その前に、「東京国立博物館」に寄ってみることにしました。
国立博物館(関東にはココだけなので、普通は、こう呼びます)は、遙か昔、中学生の頃に遠足に行って以来、足を踏み入れたことがありません。
その時の記憶は
ものすご~い数の仏像が並んでいて、ただそれだけ
本当は、もっといろいろと見たのでしょうが、記憶に残っているのはソレだけです。
なので、今まで進んで見に行くことはありませんでしたが、今回は「企画展」もあるということなので、行ってみることにしました。
正門から見た本館。
まずは、企画展が開催中の「平成館」へ。
こちらは平成になってから出来たので、今回が初めての見学となります。
(しかし正門から、遠いこと...)
今回の企画展は、「江戸時代の日本画コレクション」だったのですが、私としては、同じ平成館の「日本の考古」という展示室の方が面白かったです。
(企画展の担当の方、ゴメンナサイ)
平成館のあとは、本館、東洋館、法隆寺館と、閉館中の表慶館以外は全部回りました。
(既に万歩計は1万歩越え...)
本館の正面玄関を入ったところ、う~ん、さすが!? →
で、感想。
さすがに東京と国立が付くだけあって
広い!立派!!スゴイ!!!(何が?)
で、一番印象に残った物はというと、確かに生で見る国宝・重文の数々は素晴らしい物がありましたが、ワタシ的に一番は、東洋館で見た「カルトナージュ棺(古代エジプトのお棺)とミイラ」でした~~。
(紀元前935~前730年頃の物だそうですが、この人が亡くなったとき「未来での復活」を信じてミイラになったのに、それから3000年近く経ってから、毎日たくさんの人の目にさらされているのって、どうなのかな...と思いまして)
後は、昔は「仏像ばかりで...」と思っていた仏像が、この歳になってよくよく見ると、みんな顔や姿形が違っていて、見続けていても飽きないということが分かりました。
(同じ”お釈迦様”でも、中国・インド・バングラデシュ、それぞれ顔の雰囲気が違う、とか。あの器用にポーズを取っている指の形の意味は何なのか?とか。
とにかく、面白かったです)
「オトナの目」で見た博物館。
ウォーキングにもなったし(?) たいへん有意義なひとときでした。
帰りに西郷さんもパチリ。
普段は、ただ、通過するだけなので、写真なんか撮ったのは、またまた何十年ぶりでしょう...?