元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

戦略的タメ口

2008年04月04日 | 店主の人生哲学
最近の若いセールスマンはタメ口で営業してくる事がたまにあります。

馴れ馴れしい友達感覚の営業マンを今まで若さゆえの未熟さとしか受け取っていませんでした。

でも、この手法が新手の営業テクニックとも思えなくもないです。

従来の営業スタイルは悪い印象を与えないようにと消極的で、かしこまっていました。
今の営業マンも大半はそのタイプにあたります。
ビジネス上のフォーマルな場面ゆえ、会話は当たり障りなり無い無難で保守的にとどめています。
この手法では、速効性は無く、徐々に信頼関係を築くしかありません。

しかし、ビジネスの世界は短期間実績の勝負であり、悠長な事は言ってられません。

それゆえ、普通の初対面者に対する営業では考えられないフランクでぶしつけな営業が生まれたと思います。

客側が不快感や警戒心を持つ可能性が高いリスクは承知の上で、急速に相手の懐に飛び込んでいるんじゃないでしょうか。

キャッチセールスや、怪しい勧誘や、元気ハツラツな女の子が電話で事務所に呼び出し高額契約を結ぶ詐欺など
旧来の友人のような喋り口調で一瞬で楽しい会話を展開してくれ、
もっと喋りたいと思い、楽しい人=善人と錯覚するのでしょう。


キャバクラやホストクラブに通うような疑似恋愛で慰めるようなタイプが、人恋しく
楽しげな雰囲気で展開する営業話に乗るんでしょうね。


タメ口営業マンは、営業マンの資質か薄く、経験が浅い、非常識な未熟者
ではなく、人間心理を熟知した巧みな営業戦略をするシタタかな人なのかもしれないです。

新しい芸風:こまつ

2008年04月04日 | 音楽・楽器
路上キーボード・ストリート・ミュージシャンであり
ネタ見せのバラエティ番組でも話題の「こまつ」の
YOU TUBEを全て見ました。




演奏家として優れている上に、ユーモアが効いている。

爆笑とか、刹那的な面白さとは対極的なネタで、驚きと、
心地よさを与えてくれる、じんわりとくる楽しさです。

音楽の持つ「楽しさ」を卓越した演奏力で表現してくれ
ています。




ストリートでの、トランペットとキーボードの同時演奏は
他の大道芸人もやっていますが、こまつは両方のパート
を一流の演奏で聴かせる所が凄いです。