元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

#7:ジェフ・ベック(Jeff Beck)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
「エリック・クラプトン」「ジミー・ペイジ」と並び
「ジェフ・ベック」は3大ギタリストと評される事が
多いが、僕は純粋にギタリストとしては「ジェフ・ベック」
を最も高評価しています。

もちろん、「エリック・クラプトン」も「ジミー・ペイジ」
も僕に多大なる影響を与えましたが、「エリック・クラプトン」
はバラード路線になり、「ジミー・ペイジ」は「レッド・
ツェッペリン」の延長線的な活動が目立ちます。いずれも
ブルース発展型の域に留まっています。

「ジェフ・ベック」は、貪欲にどんどん新しいテクニックや
サウンドを吸収し、ジャンルの幅もどんどん広げていきました。
「ジェフ・ベック」の名作と名高い「ブロウ・バイ・ブロウ」
や「ワイアード」は、昔の「ジェフ・ベック」でしかないです。

80年代からジャズ、フュージョン路線になり、ピックを
使わなくなりました。複雑で難解なプレーが多くなったのは
右手の5本指が動きまくっているからだと思います。

そして90年代の「フー・エルス」から、コンピューターの
打ち込みサウンドを積極的に使うようになり、「テクノ」
「ハウス」「トランス」みたいな楽曲も多くなりました。

「ジョー・サトリアーニ」がコンピューター打ち込みサウンド
を使うようになったのも、「ジェフ・ベック」の影響かとも
思えます。

シンセサイザーやコンピューターで、デジタル路線になりな
がらもレトロさを維持しているのは「ジェフ・ベック」が
ナチュラルなエレキギターサウンドにこだわっている
からだと思います。エフェクターやギターシンセに頼らず
アンプ直通に近いサウンドだけは譲らずも、柔軟にギター
表現を追及しています。いまだに自宅では、車いじりか
ギターを弾く事しかやらないらしいです。

まだまだ、「ジェフ・ベック」は老いる事無く、未来を
見つめ続けると思います。

◆ジェフ・ベック・グループ・・・オススメの1枚
ラフ・アンド・レディ

◆ジェフ・ベック・・・・オススメの1枚
ジェフ

◆ヤードバーズ・・・オススメの1枚
ジェフベック&ヤードバーズ

#6:ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
ギター仙人との呼び名が高い。人里離れた山奥に住み
謎が多いギタリストです。

「スコーピオンズ」ファンでしたら、「ウルリッヒー・ロート」
と、言えば分かりますよね?

ジミ・ヘンドリックスとクラシックを愛し、「ジミ・ヘンドリックス」
が好きすぎて、「ジミ・ヘンドリックス」最後の彼女と結婚したが
数年前に亡くしショックのあまり音楽活動を長年休止する。

70年代「スコーピオンズ」加入から音楽業界にいるが、残した作品数は
意外と少ないです。

数年前には破産までしました。

僕達、若いギターキッズにといっては、スカイギターの
「ウリ・ジョン・ロート」です。あの、32フレット、7弦ギター
はギターキッズの心をときめかせました。

クラシカルな旋律と、シングルコイルを4つくっ付けたピックアップ
から鳴るサウンドは凄く魅力的です。

ストラトキャスター時代の「エレクトリック・サン」時代でも、今の
面影はありますが、ソロになってからの方が格段に表現の幅が
広がりました。

ちなみに、僕が昔やっていたバンド名は「バージンキラー」です。

「ウリ・ジョン・ロート」に影響受けたバンド「ファイアー・ウィンド」
も素晴らしいバンドです。

◆スコーピオンズ・・オススメの1枚
ヴァージン・キラー

◆エレクトリック・サン・・・オススメの1枚
ファイアー・ウィンドウ

◆ウリ・ジョン・ロート・・・オススメの1枚
メタモーフォーシス

#5:スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
ギタリストで「天才」と言い真っ先の思いつくのが
「スティーヴ・ヴァイ」です。

「スティーヴ・ヴァイ」を超絶技巧派プレーヤーと
評する事が多いけど「スティーヴ・ヴァイ」の
多彩な実験的芸術性に必要なプレーをしているだけ
である。

複雑、難解な音楽を創作しているのでは無く、内面を
深く深く掘り下げ表現した結果、凄く難解な音楽に
成っているに過ぎません。「スティーヴ・ヴァイ」
が楽曲に込めた真意なんて凡人の僕には理解出来る
はずもありませんが、数十回、数百回聴く事で
「スティーヴ・ヴァイ」の内面を擬似体験出来る
ような気がします。

近年、ますます「スティーヴ・ヴァイ」のマイナー
な表現が高まっています。「スティーヴ・ヴァイ」
は、発想や着眼点が斬新で、在り来たりな事は絶対
にやらないので、毎アルバム「今度は何が飛び出す・・」
と楽しみです。「スティーヴ・ヴァイ」が作り出した
妄想による幻覚を体感するには、じっくり聴きこむ
必要があります。

ライブでの演奏もカッコイイし、あらゆる演出で
驚きの連発です。

◆スティーヴ・ヴァイ・・・オススメの1枚
ウルトラ・ゾーン

◆ホワイト・スネーク・・・オススメの1枚
スリップ・オブ・ザ・タンゴ

◆デイブ・リー・ロス・バンド・・・オススメの1枚
イート・エム・アンド・スマイル

◆アルカトラス・・・オススメの1枚
ディスタービング・ザ・ピース

◆フランク・ザッパ・・・・オススメの1枚
黙ってギターを弾いてくれ


#4:スティーヴ・モーズ(Steve Morse)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
「スティーヴ・モーズ」がギターで在籍したから、僕は
今の「ディープ・パープル」もファンを続けています。

恐らく「スティーヴ・モーズ」以外のギタリストが
「ディープ・パープル」に加入していたら、僕は
「ディープ・パープル」のファンを止め、過去の作品
だけを聴く事になっていたはずでしょう。

僕は熱狂的な「リッチー・ブラックモア」愛好家
なので、「リッチー・ブラックモア」の代役とし
「ディープ・パープル」に加入した「スティーヴ・
モーズ」には否定的でした。でも、「スティーヴ・
モーズ・バンド」のアルバムを聴きこむと、あの
ジャンルを超えたオールマイティースタイルと、
超絶的なギタープレー・・そして、何より楽曲の
クオリティの高さに驚きました。

そして、僕は新「ディープ・パープル」を受け入れ
ました。

それまで、ギターインスト系には、あまり興味が
無く、アルバムに1,2曲程度ってぐらいって
バンドしか聴いていませんでした。でも、
「スティーヴ・モーズ」の音楽に出会い目覚めました。
「スティーヴ・モーズ」が参加したアルバムや、ソロ作
全て揃えました。

トラッド、ケルト、カントリー、ジャズ、クラシック
フォーク、ロック、ハードロックなど、いずれの音楽を
しても一流のプレイヤーです。音楽大学でクラシック漬け
だったインテリジェンス・ハードロック系オールマイティ
ギタリストです。

◆スティーヴ・モーズ・バンド・・・オススメの1枚
スプリット・ディシージョン

◆カンサス・・・・・オススメの1枚
イン・ザ・スピリット・オブ・シングス

◆ディープ・パープル・・・・オススメの1枚
バナナズ

#3:ゲイリー・ムーア(Gary Moore)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
僕が中学時代に聴いた「ゲイリー・ムーア」のベスト盤が、
たまたまブルースやジャズ寄りのアルバムだったので、あ
まり夢中になる事も無く学生時代を終えました。

「シン・リジー」も多少はかじりました。あくまで多少
であり、ベスト盤とラブ盤しか持っていません。

しかし「コリドーズ・オブ・パワー」を聴き、ハード&ヘヴィ
さぶりに震え上がりました。「・・え・・・ええ・・
これが、あのゲイリー・ムーア・・・」とビビリました。

「コリドーズ・オブ・パワー」から「アフター・ザ・ウォー」
までの9作は名盤ばかりです。後のブルース路線全快の
「ゲイリー・ムーア」も素晴らしいけど「ゲイリー・ムーア」
の歌声はメタル寄りな気がします。

80年代は「マイケル・シェンカー」と並ぶスーパーギタリスト
でした。

ゲイリー・ムーアの持ち味は、深みのある渋いサウンドと、泣きの
ギタープレーで、深いビブラートとマシンガン・ピッキングは
驚異的です。

◆ゲイリー・ムーア・・・オススメの1枚
ワイルド・フロンティア

◆シン・リジー・・・・オススメの1枚
ラスト・ライブ

#2:エリック・ジョンソン(Eric Johnson)

2008年04月16日 | 魂のギタリスト聖典
僕達、ロック系ギターキッズが「エリック・ジョンソン」
の名前を知ったのは「G3」からだと思います。

「G3」のライブ・ビデオが大ヒットし、ギターキッズの
僕も当然買いました。

「ジョー・サトリアーニ」「スティーヴ・ヴァイ」と肩を
並べステージに立っているイケメンは誰だ?と、いうのが
第一印象です。「ジョー・サトリアーニ」や「スティーヴ・
ヴァイ」が、もてる限りのテクニックを駆使しまくって
とにかく弾き倒しているのに対し、「エリック・ジョンソン」
は穏やかに軽ーーく演奏していました。しかし「エリック・
ジョンソン」歌声が素晴らしく、ソロシンガーでも充分通用する
歌唱力でした。

最初は「エリック・ジョンソン」は、歌唱力って面だけで、
あまり印象にも残らなかったです。しかし、ヤングギターとか
のギター雑誌でギタリストのインタビューを読むと、事あるごと
に「エリック・ジョンソン」を称える記事が載っていました。
かの「アラン・ホールズワース」までも「エリック・ジョンソン」
を褒めちぎっています。

そして、「リッチー・ブラックモア」がインタビューで
「エリック・ジョンソン」は素晴らしい。と、語っていたのが
引金で「未来への扉」を購入しました。

「未来への扉」を聴いた瞬間「あ・・・・G3で一番凄いのは
エリック・ジョンソンなのかもしれない」と、遅ればせながら
気付かされました。そして、輸入ビデオを買い「エリック・ジョンソン」
一筋の時期があったほどはまりました。

「エリック・ジョンソン」はコンパクトエフェクターは電流では
無く、電池を使う拘りがあり、電池メーカーまで指定しています。
また、エフェクターを置く板の材質などにも深いこだわりを持って
います。

一般的にチューニングは6弦から1弦へと順番にすると狂いにくい
と言いますが、「エリック・ジョンソン」は3弦、2弦、1弦、4弦、5弦、6弦
の順番でチューニングします。

そして、エフェクターや機材やギターはヴィンテージ物しか使いません。
最新機器などに全く興味をそそらないギタリストです。

◆エリック・ジョンソン・・・オススメの1枚
未来への扉

◆G3・・・オススメの1枚
ライブ・イン・コンサート