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hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

ウズアジサイ(渦紫陽花)

2016-06-25 | 花・ガーデニング

梅雨空に美しく咲く紫陽花。
雨に濡れた紫陽花は風情があるものです。

紫陽花はアジサイ科アジサイ属の落葉低木。
原産国は日本で、太平洋岸に自生するガクアジサイを原種として、
鎌倉時代に園芸種として育成されるようになったそうです。

ウズアジサイ(渦紫陽花)



(2016.06.16撮影)



(2016.06.20撮影)
挿し木から育てたウズアジサイの花が咲きました。
ガクヘンが内側にクルッと丸まった可愛いアジサイで、
ウイルスによって変異したものを、
江戸時代に園芸種として育てたそうです。
私が初めて見たのは5~6年前なので、新しい園芸種だと
思っていましたが、江戸時代とは驚きでした。
別名はオタフクアジサイ(お多福紫陽花)。
通常はブルーの花ですが、中性土でピンク色に咲かせたものは
[おかめ:梅花咲き]と呼ばれ、昔から愛されてきたそうです。

青ガクアジサイ



(2015.06.08撮影)(2016.06.22撮影)
昨年までは左のようなオーソドックスな花が咲いていましたが、
今年は右のような花が一輪咲いただけでした。
どうしてこんなに変わってしまったのでしょう???

ガクアジサイ・ダンスパーティー(ピンク)



(2016.06.20撮影)
今年はたった一輪しか咲きませんでしたが、
2014年に購入した時は、
小さいポット苗にこれだけ咲いていました。

チボリ



(2016.06.16撮影)

2年前の母の日に娘から贈られたアジサイです。
昨年は咲かなかったので、
蕾を見つけた時は、今か今かと咲くのを待っていたのですが、
あまりの変わりように、唖然としてしまいました。

アジサイの花は酸性度合いによって色が変わるので、
花色が変わることは覚悟していましたが、
複輪花の特徴である、白い縁取りまで失ってしまうなんて・・・

元に戻るかどうかはわかりませんが、植え替える時に
消石灰や苦土石灰を施して、土を中和させてみようと思います。

八重・ガクアジサイ



(2016.06.16撮影)



(2016.06.20撮影)
上↑の八重・ガクアジサイと同じ花ですが、
4日で花色がこれだけ変わるのですね。

実はこの花、
買った時はピンクのガクアジサイでした。
それが2~3年前からブルーとピンクの花が咲くようになり、
今年はすべてブルーお花ばかり咲きました。

大きな鉢に植えてあるので、植替えはしていないのですが、
雨や肥料などの影響で、土の性質が変わってしまったのかもしれません。



(2016.06.22撮影)
昨年挿し木をした鉢植えは、少しはピンクの面影が残っています。

地植えの紫陽花



(2016.06.22撮影)
庭に植えてから30年以上経ちました。
咲き始めは薄緑色。
徐々に白っぽくなり、その中に水色が混じり、
青~青紫色、最後に赤紫色へと変化する一般的な紫陽花です。
うっとうしい梅雨の時期、移ろいゆく紫陽花の様を
見るのは心安らぐものです。
コメント (6)
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