多峯主山の登山は、ここがスタート地点になります。
登山道は、階段が設置されていたり、土がならしてあるので、
とても歩きやすかったです。
飯能笹はアズマネザサの一種で、
故牧野富太郎博士によって発見され、地名をとって
飯能笹と命名されました。
県指定天然記念物に選ばれており、繁殖力はさほどなく、
古くからこの地でのみ生えているそうです。
見返り坂
源義経の母・常盤御前があまりの風景のよさに後を振り返り、
振り返り登ったことによりこの名がついたそうですが、
今は杉木立で見晴らせなくなりました。
水が枯れたことがないという雨乞池
秋なのに野イチゴが生っています。
子供の頃に食べたことを思い出し、ちょっと食べてみたかったけれど、
どんな菌がついているかわからないのでやめました。
多峯主山(とおのすやま)山頂:標高271m
❝とおのすやま❞、難しい読み方ですね。
名の由来は諸説あり不明だそうです。
頂上には経文を書いた石が12000個も埋められてる経塚があるなど、
(どこかわかりませんでしたが)
古くから霊山と崇められてきたようです。
能仁寺から休憩時間も含めて1時間16分で着きました。
富士山をズームでパチリ
見える景色は天覧山とほとんど同じです。
こちらは丹沢方面
左よりの尖った三角の山は大山のような気がするのですが…。
飯能市街?
スカイツリーも微かに見えました。
しばらく景色を楽しみ、下山は御嶽八幡神社を降りるルートに…。
御嶽八幡神社は多峯主山から400~500m下った岩の上に鎮座しています。
御嶽八幡神社
孫二人の合格祈願をしてきました。
写真は省きましたが、ここからの眺めもとても良いです。
御嶽八幡神社下の山道にはヤブコウジがいっぱい
御嶽八幡神社が鎮座していた岩礁。
写真以上に迫力があります。
岩礁の中に奉られた牛頭天王の祠(左上)や石仏、石碑‥など。
ロッククライミング禁止の看板がありましたが
普通なら恐れ多くて登れませんよね。
紅葉の中、さらに下ります。
鳥居を抜けると、谷地。
せせらぎが心地良い。
ここで多峯主山ともお別れ。
御嶽八幡神社は山全体を守っていたのですね。
鳥居を抜け右に曲がり、少し歩くと県道70号に出ます。
吾妻峡に続く