こんばんは、へちま細太郎
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です。
冬休みは毎日毎日遊びまわっていましたが、おじいちゃんもおとうさんもお休みになったので、朝から大そうじでした。家中窓という窓をはずして窓ふきをしたり、ふだんしないようなところを念入りにきれいにしました。
「ふだんからやっときゃ、こんなたいそうなことをしなくてすむのに」
おとうさんはぶつぶつ文句ばかり、おじいちゃんは気がつくと隠れてサボっていました。
「毎度毎度言ってくれるじゃないの
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」
おばあちゃんは、おじいちゃんをけとばし、おとうさんにぞうきんを投げつけ、誰よりも働き誰よりも文句を言います。
「リカ、おまえはいいなあ」
おじいちゃんは、リカに助けを求めましたが、寝ていたリカは片目を開け耳をくりっと動かしただけでした。
おとうさんにお嫁さんさえいたら、おばあちゃんはこんなに苦労しなくてすむのに。文句もダブルになって、おじいちゃんもおとうさんも言うこときくのに。
この間みたあの夢がほんとだったら、ぼくはつばさ豆太郎君と双子で倍お手伝いをして、おばあちゃんとおかあさんを楽させてあげるのになあ、と思っていました。