へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

天使のつぶやき

2008-04-04 21:34:17 | へちま細太郎
過ぎてしまったことが大切なものならば、それを宝物として一生鍵をかけてしまっておきましょう。たとえまた他に大切なものができたとしても、その宝物があるから大切なものとすることができると思うのよ。

ぼくは手にした古いノートを読んでいる。
真っ白な何もかかれていない自由帳の真ん中のページに、たったこれだけのことが走り書きされていた。

書いたのは多分…。

おとうさん、たいせつな宝物は、ちゃんとしまっておけ。
へちま細太郎でした。
コメント
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