過ぎてしまったことが大切なものならば、それを宝物として一生鍵をかけてしまっておきましょう。たとえまた他に大切なものができたとしても、その宝物があるから大切なものとすることができると思うのよ。
ぼくは手にした古いノートを読んでいる。
真っ白な何もかかれていない自由帳の真ん中のページに、たったこれだけのことが走り書きされていた。
書いたのは多分…。
おとうさん、たいせつな宝物は、ちゃんとしまっておけ。
へちま細太郎
でした。
ぼくは手にした古いノートを読んでいる。
真っ白な何もかかれていない自由帳の真ん中のページに、たったこれだけのことが走り書きされていた。
書いたのは多分…。
おとうさん、たいせつな宝物は、ちゃんとしまっておけ。
へちま細太郎
