へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

明日は卒業式

2009-03-20 23:03:22 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

ところでなんだけど、ぼくたち明日、卒業式なんだ。小学校に6年間通ったのか、といってもピンとこない。 小さいころのことなんて、記憶にないもんな。
でも、ランドセルの皮の匂いや消しゴムの甘い匂いは覚えている。
入学式はおとうさんとおばあちゃんがきてくれた。
いろいろあったけど、明日で終わりかあ。
ところで、あの人たちもくるんだろうか、卒業式。
「そりゃ、行くに決まっておる」
そ、そうだね、鳥羽伏見のおじさん…。

う~ん。

(-.-;) …。

お彼岸パニック

2009-03-19 17:22:15 | へちま細太郎

こんにちは、へちま細太郎です。

今日は、朝からたかひろ君、たかのり君、みきお君、そしてしんいち君が文句たらたら。
「いいかげんにあの近衛少将さん、なんとかしてよ」
「うちの中うろうろ歩きまわるし、妹の風呂場をのぞくし…」
「何、ロリ?」
まったく、どうなってんだ、あのお内裏さま。
「でも、ぼくに言ってもしょうがないでしょ、みんなも子孫なんだから」
「でもな、直系の子孫はおまえだろ」
「子孫ってことは、平等だろ?」
ぼくらが廊下にまるくなってああでもない、こうでもない、と議論しているときに、
「これ、何をしておじゃる」
と、聞きなれた声がした。
「うっ
全員で振り返ると、そこには近衛少将さんがふわふわと浮いていた。
「何しにきたんだよ~」
「みなの学びの姿をみにきたでおじゃるよ」
と、ほっほっほっほと笑い声を立ててまたふわふわと浮遊していってしまった。
「一生、成仏するな、ばかやろう」
たかのり君が叫んだあと、
「それじゃあ、困るよね」
と、しんいち君に言われて、しまった、という表情をした。
ほんと、どうにでもなれよ、ぼくは天を仰いだのであった…、
が、そこには、関ヶ原のおじさんが、なぜか空中平泳ぎをしている姿があった
どうなっちゃってんだあ。


アホか

2009-03-18 14:02:03 | Weblog
こんなやついるのか?

【総資産6億】
国生エリカ さん[写真付き]から新着メール到着!!

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彼岸の入り

2009-03-17 18:47:53 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日は彼岸の入り。で、相変わらずの訪問者がやってきて、うろうろとうちの中を歩き回っている。
毎度の恒例行事だけど、いい加減ぼくんところだけに来るのはやめて欲しい。
と、文句を言ったら、
「わかった」
と近衛少将さんがどこかへ出かけてしまった。 1人?減ったところでかわりばえしないんだけど、まあご先祖さまのすることだから、とほったらかしにしておいた。 家族も家族で、
「あ、またきたの、変な3人組は連れてこないでよ」
と、おばあちゃんに言われて、関ヶ原と鳥羽伏見のおじさんたちはよけいに青くなってしまい、
「頼むから変なことは言わんでくれ」
とおばあちゃんに向かって手を合わせていた。
って、逆じゃん。
と、そこへたかひろ君から電話がかかってきた。
「ちょっと、頼むからあのお内裏様みたいなご先祖さま、なんとかしてくれよ
そんなこと言ったって、ぼく知らない。

怪物親

2009-03-13 22:11:41 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

金曜日の夜は家族そろって“必殺仕事人”。
今夜は、モンスターペアレント…。
うちは…たぶん違うと思う…な(^~^)。
「大倉君、かっこいい」
「松岡、いい男」
相変わらずミーハーぶりのおばあちゃんと慶子おねえちゃん。
「うちは“怪物親”じゃないよね?」
ぼくは藤川先生に耳打ちすると、
「学校に理不尽な文句をいう親がモンスターペアレントだよ」
と、教えてくれた。そして、
「もしこ~いっちゃんが孟宗の先生たちに文句言ってみろ、倍になって跳ね返ってくるから」
と笑った。
ぼくは孟宗の先生たちの顔を思い浮かべてみて、確かにそうだと思った。
う~ん、それはそれで情けないんだけど…。