福島原発事故は、当初、スリーマイルズ事故以下(レベル5以下)と発表。その時点で、米国発表の80Km圏外非難と評価違いを際立たせた。日本政府の発表を信じられない主に外資系企業の社員は、続々と日本を脱出。
その後、政府はそのレベルをスリーマイルズと同等のレベルであることを発表。
さら本日未明、さらに2段階引きあげ、チェリノブイリと同レベルの<レベル7>にあることを発表。
この間、さも人体に影響の無いレベルとか、幼児には摂取し続けると危険とか、考え付く詭弁的な語句で国民、世界に免疫を与え、その効果が定着すれば、さらに危険度を上げていく。
しかも、最悪のレベル発表は未明の時間帯だ。
この国は、昨年中国の漁船を拿捕した時の中国の戴秉国(たいへいこく)国務委員による未明の在中国日本大使を呼び出しを非常識と非難したが、
五十歩百歩のレベル。
先の大戦では、<撤退>を<転進>と呼し、<全滅>を<玉砕>と言う表現にすり替えた歴史を呼び覚ます。
情報公開、コンプライアンスが叫ばれて久しい日本社会で、今の非常時に際しても情報を小出しにする政府の体質・非常識は、マサニ<日本の常識>が<世界標準での非常識>であることをいみじくも証明した。
判るかこの日本語 <避難指示><計画的避難区域><屋内退避><緊急時非難準備区域>。
日本人でも理解出来ない政府用語。
多少目先の聞く人は、海外からの情報を優先してしまうことは避けられない。
こんな、幼稚で稚拙、巨大なシンクタンクである官僚を使いこなせない素人集団の政権は一時も早く交代し、新政権で国家の大事に向かいたいと思う活火山だ。
ドロ舟の管政権の丁々発止は人心を惑わし、東電の科学的合理性を欠いたシナリオと事故対処は全て<想定外>の天災と言うことで責任を転嫁させる。
彼らは、<事態は沈静化><状況は安定><効果があった>を国民に言いながら、突然最悪の<レベル7>。