なんでこんなに温度差が明確になるのかが不思議過ぎて目眩がする
▼これは6月30日、中国全国人民代表大会常務委員会が、「国家安全法」を可決したへの反応だ。
言うまでもなく、この法律は、香港における「国家の分裂に繋がる活動」及び「内政干渉」を禁止する法律。 外国人が人権活動家を応援しても、応援された人物が罰せられるというものも含まれる。要するに、我々は人権活動家を応援することもできなくなる。
そして、この法律は「香港の法律」よりも優先されるから、香港の議会が何を決めても関係ない。
今後、香港には「国家安全維持公署」が設置され、中国政府が、直接、取り締まることになる。
数年前から予測はできた事ながら、約束された「一国二制度」は最早、「絵にかいた餅」となってしまう。
▼つまり、中国は国家間・国際間の取り決めは、自国の都合で一方的に変更したり、無視ををする。
思い出すのは2016年7月12日 のハーグの常設仲裁裁判所が、九段線とその囲まれた海域に対する中華人民共和国が主張してきた歴史的権利について、「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」とする判断を下した 、南シナ海仲裁裁判での「南シナ海判決」だ。
中国当局と外交部広報は、判決は紙くずで、実効支配が有効という見解を堂々と発信した。
そういう国だ。
▼今回の事態で、そういう国に、多くの先進国、周囲の国の多くは、中国の行動に対して非難を発している。
当然のことだ。
我が日本国は、予期したとおり、「遺憾砲」をぶち上げた。
国会も政府・行政、メディアの多くの意識もそんなものだろう。
「強力な遺憾砲の炸裂」はさぞかし、親中派の議員とメインストリートメディア、NHK筆頭の地上波メディアのムードメーカー陣営の思いを満足させたということは言うまでもない。
腐っている日本の政治権力、行政、メディアには、信頼を置く余地は全く無いのが現状だ。
▼余談だが、今日の虎ノ門ニュースで炸裂した門田隆将・百田尚樹両氏による、複数のコメントには全くの共感と同感。
最近ブログ更新、SNS発信が低調になっている自身のマインドと気力の減退は、ひとえに、状況が明確になり、非難してきた対象があまりにお粗末で、気合が入らないことが理由。
最近は、オールドメディアには全く依存してないし、今では、怒る元気も失せてしまった。
▼その反動で、既存政党にへの参意はほとんど消え失せ、逆に賛政党、日本第一党、幸福実現党の発信内容が抵抗なく受け入れられる自身の心理状態に驚いているくらいだ。
今回の一連の社会変化で、ガラガラポンを予測したのが1月の下旬。
この五ヶ月間で調べまくったことがあまりに多過ぎて、文章化できないで毎日苛ついている自身が全く情けなく見えてきてしょうが無い。