himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

寝るhimaもない

2019年10月05日 | 天体写真

10月4日(金)18時頃に今晩の目的地、和歌山県太地町の平見台へ到着。

予報通りの快晴です。

夕焼けが天気の良さを表しています。月、木星が夕焼けのアクセントになっていますね。

 

今晩は一晩中、快晴の予報です。日の出も6時頃なのでタップリと時間がありますが、やりたいことも沢山あります。

まずは、消費税増税前に天文ショップがセールを行っていて、手に入れた鏡筒のファーストライトです。

セレストロンのEdge HD800 です。使用中はタカハシ FC-100DFですので、20cmクラスで惑星、小さい星雲を狙ってみたいと思っていました。

天候が悪くてまともに撮影に行けないなか、色々と考える時間が多くてポチってしまいました。

1.CMOSカメラ、デジイチ、レデューサー、エクステンダー、フリップミラー、天頂ミラーなどの撮影、眼視機材の取り付け、合焦具合の確認です。

2.焦点距離が長いので、オートガイド、ガイド鏡の確認。

3.StarBook TEN → ASIair → SkySafari のWi-Fi接続と連携、オートガイド状態。

4.CMOSカメラでの惑星撮影。タカハシ エクステンダー Q1.6で撮影

などなどです。

月が沈み空が暗くなり天の川銀河も見えるようになると、なんか星空が騒がしくなってきました。

なんと、超強力なレーザービームが夜空に向けて照射されています。

1~2分の照射時間で、ビームを振りながら断続的に、方向を変えてあちらこちらに向けて照射しています。

月が沈んだ21時頃から、深夜0時過ぎまで断続的に照射されていました。あやしいレーザービームか??と思っていましたが、調べたらとっても大事な仕事をしていたようです。別途、upいたします。

 

そしてファーストライト

先日のFC-100DFで撮影したものと比較する意味もあり、M27亜鈴状星雲を撮影しました。

 TITLE:M27 亜鈴状星雲
FAIL No.: P040008..23
DATE:2019-10-4
TIME:20:40..22:01
撮影場所:太地
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:300s
撮影枚数:16枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:22℃   

露出時間はたっぷりと80分かけました。ガイド状態も良いようです。

 こんなことを一人でしていると、赤色回転灯を点けた車が近くに停まりました。

若いお巡りさんが二人、近寄ってきました。悪いことをしているわけではないので、望遠鏡や撮影した写真を見せるととても興味がありそうで、即席の観望会になってしまいました。アンドロメダや亜鈴状星雲、すばる等々を30分位の時間楽しんでもらい、その後も朝まで2回ほど巡回に来てくれました。

最後にはオリオンを撮影し、ダークを撮った後に機材の撤収行い薄明を迎えました。

 

日の出前の太平洋

空のオレンジと、海の少し暗い青のコントラストが美しいですね。

そして、6時前には日の出を迎え、日の入りから約12時間 完全徹夜で充実した一晩でした。

 

自宅まで200km、昼頃には無事帰宅。でも、まだ寝られません。

チケットが購入してあった、ザ・ドラマーズ DRUM TAOの公演を夕方に見に行き楽しんできました。

生の太鼓は迫力ありますね!

現在 23:30 blogを書き終えましたのでもう寝ます。