himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

なんて広い、赤い領域

2021年03月13日 | 天体写真

ここのところ、花粉症と風邪で鼻はグズグズ、目はショボショボ、頭はボーとして何もする気が起きません。おまけに新月の週末だというのに大雨で雷もなっていました。

これはまずいと、PCに向かい1月19日に開田高原で撮影した画像を見直していました。

まだ早い時間、22時頃に撮影した画像ですがこの時の気温はマイナス11℃。この時点ではなんとかガイドは出来ていたようです。

TITLE:M81,M82
DATE:2021-01-19
TIME:22:07..22:23
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:50s
撮影枚数:27コマ
フィルター:none
ISO:25600気温:-11℃ 
約50%トリミング    

これ以降は寒さで赤道儀のグリスが硬くなり、鏡筒のでの撮影はあきらめてましたが、素晴らしい星空を何とか記録に残したいとカメラレンズで固定撮影に切り替えました。

御嶽山に沈むオリオン

DATE:2021-01-20
TIME:01:59
カメラ:オリンパス E-M5Ⅱ改
鏡筒orレンズ:M.Zuiko 17mm
F値:F2.0
露出時間:25s
フィルター:Lee No.2 (レンズの後ろ)
ISO:1600
気温:マイナス16℃  

この画像を見ているとバーナードループなどの赤い星雲写っています。それと同じようなアングルですがフルサイズ14mmの超広角で撮影した画像ではどうかと引っ張り出しました。

そしてHα等の赤い星雲を強調してみると面白い画像が浮かび上がってきました。

DATE:2021-01-20
TIME:02:45
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:SAMYANG 14mm F2.8
焦点距離:14mm
F値:F2.8
露出時間:17s
撮影枚数:1枚
フィルター:Lee-No.3をレンズの後
ISO:12800
気温:-16℃  

広い範囲に赤い星雲らしきものが広がっています。最初はノイズかと思いましたが、特徴のある星雲を星図の位置と比べてみると一致しているようです。Hα等の赤い星雲がこんなにも広がっているのですね!

星座、位置が良くわかりませんので下の撮影写野図と合わせてみるとおもしろいです。

チョットした発見でした。