4月1日は新月、そして金曜日の週末、あとは雲さえなければ絶好の撮影チャンスです。
しかし年度初めでもあり、夕方まで仕事で早めに出かけることが出来ません。比較的近い南紀方面とも思っていましたがGPVでは雲の予報です。みずがき湖方面は雲が無く天候が良さそうなのですが、夕方の出発では時間的にきついので大人の判断で諦めました。
自宅では21時頃より雲が切れ始めて星が見えてきましたので、急遽自宅の庭からCMOSカメラの習熟撮影を行うこととしました。
撮影対象はM51 子持ち星雲とし、GAINを前回より上げて撮影してみました。
TITLE:M51 子持ち銀河
DATE:2022-04-01
TIME:22:58..23:36
撮影場所:河原田
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:8コマ
フィルター:LPS-D1
GAIN:210
センサー温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:SI9コンポジット、NIC、Lrで仕上げ 、60%トリミング
撮影は15コマですがコンポジットされたのは8コマでしたので画像は荒く、淡い部分はまだまだですが、色は豊かに出たのかと思います。まあ、空の明るい自宅庭での撮影結果ですので、暗い夜空の遠征地での撮影が楽しみです。