CMOSカメラを導入して1年になりますが、皆さんの様な美しい画像が出せず悩んでいます。
何が不味いのか、すべてが不味いのかわからない状況が続いています。そこで先日にメインのカメラであるEOS Raと、ZWO ASI 533MC Proで同じ対象を撮影して撮り比べをしました。
FS60-CBには、ZWO ASI 533MC Pro、FC100-DFには、EOS Ra
焦点距離は違いますが、撮影画角はほぼ同じになります。赤道儀(SXD2)に2本の鏡筒を積載して同じような時刻に撮影しました。
撮影対象は、NGC6939 散開星団と、隣接するNGC6946 花火銀河を1画像に収めます。
1.EOS Ra
TITLE:NGC6946-6939-770mm
DATE:2022-11-18
TIME:20:52..22:58
撮影場所:石榑
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:takahashi FCフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:120s
撮影枚数:60コマ
フィルター:LPS-D1
ISO:6400
気温:5℃
赤道儀:Vixen SXD2
画像処理:ライト画像のみ、Si9でコンポジット、StarNet++、Ps,NIC, Lrで仕上げ 、長辺をトリミング
2. ZWO ASI 533MC Pro
TITLE:NGC6946-6939-375mm
DATE:2022-11-18
TIME:21:00..22:59
撮影場所:石榑
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro
鏡筒orレンズ:FS60-CB
コンバーションレンズ:FS/FCフラットナー
焦点距離:375mm
F値:F5.9
露出時間:180s
撮影枚数:38コマ
フィルター:LPS-D1
GAIN:100
センサー温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
画像処理:ライト&ダーク画像、ASI Studio、Ps、StarNet++、NIC、Lr、トリミングなし
口径の違いはありますが、CMOSカメラの画像は納得できません。銀河の描画も違い、背景も何だかボコボコしています。
これは何なんでしょうかね?。
もう一つ、フラット画像を当ててコンポジットを行うと、縞々ノイズが出てしまします。
これも悩みの種です。
画像処理は奥が深いですね。もっとレベル、スキルアップしたいものです。