空が暗い観測地で天体写真の撮影をしていると、如何してもPCの画面ばかり見て実際の星空を見る時間が少ないです。せっかく美しい星空ですのでもっと眼視を楽しもうと天体用双眼鏡(15x70mm)とAZ-GTi経緯台を組み合わせてみました。
双眼鏡の前後の重量バランスが取れるように双眼鏡のブラケット取り付け位置を調整した金具を製作しました。
経緯台の上下角はバランスウェイトとアリガタの取り付け位置で調整できます。
三脚の足は最大に伸ばして、自分が立った位置で水平から30度位の高度で見やすい位置とします。
対空双眼鏡ではないので高度の高い対象は三脚のエレベーターを伸ばし、双眼鏡を頭より高くして下から上を見上げるような感じで高度80度位までは楽に観察できます。
AZ-GTiは、skysafari6で自動導入できますので、空いた時間手軽に眼視であちらこちらの散策が可能かと思います。
双眼鏡とAZ-GTIは上手くバランスが取れますので、AZ-GTiのクランプを緩めた手動でも非常にスムーズに動きます。
これなら双眼鏡の名称、Comet Scan も可能ですかね?。
導入精度を上げるために大型の水平器をAZ-GTiに取り付けました。
もちろん追尾しますので、じっくり観察できます。でも孫たちの餌食になってしまうのでしょうか。