ヘルクレス座超銀河団、6月17日に開田高原で撮影していました。
銀河が沢山密集している領域を撮影したのですが、HD800の2000mmの焦点距離でも銀河が小さく、撮影コマ数も少なく特徴が出せずにお蔵入りとしていた画像を引っ張り出しました。
愛好会の、こうちゃんさんがこのヘルクレス座超銀河団の画像を星ナビに投稿され、8月号でみごと入選されていましたので、お蔵から取り出し自分なりにもう一度処理をしてみました。
TITLE:NGC6045 ヘルクレス座銀河団
DATE:2023-06-17
TIME:01:25..01:47
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:180s
撮影枚数:8コマ
フィルター:LPS-D1
ISO感度:40000
気温:10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、Lrで仕上げ 、約60%トリミング
トリミングと方位修正前の画像です。
特徴が出せず、構図も悪くどこを狙っているかわからない画像ですね。
撮影中にPCに上がっくる画像を見て、これは・・・と思いあきらめて8コマしか撮影していません。
小さな銀河の撮影は難しいです。
この中にどれだけの銀河がが存在するのかと、Annotationで番号を振ってみました。
2000mmで長辺約1°の画角に中にこれだけの銀河があります。光源の半分以上が銀河で正に超銀河団ですね。
5億光年先からの便りでした。