himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

M27 亜鈴星雲

2023年08月05日 | 天体写真

改めまして6月16日に開田高原で撮影したM27 亜鈴星雲です。

非常に天候が安定し、空の状態も良く無風で暗い新月期の開田高原でしたので、やりすぎかなと思いつつも長焦点で撮影を試みました。

ガイドも安定し、PCに1枚目の画像が表示されたのを見て驚きました。何も処理していない画像なのに美しい!。あまりの美しさに嬉しくなってきました。

TITLE:M27 アレイ星雲
DATE:2023-06-16
TIME:21:39..22:44
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:タカハシ エクステンダーQ1.6x
焦点距離:3250mm
F値:F16
露出時間:180s
撮影枚数:20コマ
フィルター:LPS-D1
ISO感度:40000
気温:12℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、SN2、Lrで仕上げ 

自宅で画像処理を行いましたが、強調の処理は行わなくてもそれなりに仕上がりました。

やはり暗い空が一番ですね!。

メジャーな撮影対象でどうかと思いましたが、時期のものですので天文ガイド・読者の天体写真に応募したしだいです。

そして編集部から頂いた”みごとな写りです”との講評は最高の喜びです。

そして偶然なのか、この9月号の星雲・星団案内でM27亜鈴状星雲であったのも何か導くものがあったのでしょうか?

 

ではいつものように、

M27 NGC6853は、 亜鈴星雲と呼ばれています。

赤い部分が筋トレで使う鉄アレイ、ダンベルに似ています。 

はくちょう座のとなりのこぎつね座に位置する惑星状星雲で約1200光年離れています。

1764年にあのメシエさんが発見した最初の惑星状星雲だそうです。

恒星が進化して赤色巨星となり離脱したガスを照らしています。

我々の太陽の将来はどんな姿か見たいような、見たくないような・・・ですね。