himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

ペルセウス座流星とM13球状星団

2023年08月14日 | 天体写真

観望会のお手伝いの翌日、8月12日も天気が良さそうです。

台風7号が近づいていますので、この後は暫く天候が良くないようです。

ペルセウス座流群の観測を見たい。でも台風とお盆休みで遠い観測地には行けないので近くの鈴鹿の山の中に出かけました。

距離は40kmで1時間の行程ですので、夕食後18時に出発しました。昼間は36℃を超える暑さでしたが、標高400mの山の中は25℃くらい、でも湿度が高く結露が心配です。

連続撮影の固定カメラはペルセウス座方向から天の川と平行に飛翔して夏の大三角へ向かう流星を捉えていました。

その頃、鏡筒はM13 ヘルクレス球状星団に向いています。

TITLE:M13球状星団
DATE:2023-08-12
TIME:20:52..21:59
撮影場所:鈴鹿の山の中
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:60s
撮影枚数:56コマ
フィルター:LPS-D1
ISO感度:40000
気温:24℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、Lrで仕上げ 

我々から25000光年離れて位置する、北天で最大の球状星団です。

直径は100光年で50万個の恒星が集まっていると言われています。一番大きな球状星団はケンタウルス座のオメガ星団です。

台風7号の進路が大夫と定まってきました。いつもの観測地である熊野から和歌山県太地の紀伊半島に明日の朝に上陸する予報です。太平洋に面しているので直撃のようですが被害の無いように祈っています。今から我が家も台風対策を行います。