(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「脳のワーキングメモリを健全に保つ3つの方法」です。
とある読者様から
メールをいただきました。
「心の在り方の内容も
すごく好きですが
ここ最近の仕事術的な
内容も、すぐに役立ちます!」
嬉しいです。
ありがとうございます。
今回も
仕事術、現場力向上のノウハウを
脳科学の視点から
お伝えします。
今回は、お子さんへの指導や
保健だより、掲示物などにも
使っていただけるように
まとめてみました。
(1)脳のワーキングメモリとは?
(2)ワーキングメモリがいっぱいになると?
(3)ワーキングメモリを健全に保つ3つの方法
という構成になっています。
■脳のワーキングメモリとは?
メモリということばは、
パソコン用語として聞いたことがあると思います。
ひとことで説明すると
「情報を、短時間保存し
複数の作業を同時に行う処理能力」です。
一般的な記憶とは違い
「作業記憶」と呼ばれます。
人間では、前頭葉が担当しています。
このメモリが小さいと作業能率が
下がります。
小さいというより
もともとある机の大きさに
色んなものを散らかして
作業できるスペースを
自分で勝手に狭くしている
という感じです。
(ああ、私の机だ)
あれもやらなきゃ
これもやらなきゃと
焦る割に仕事が進まないのは
ワーキングメモリが
満タンになっているからです。
■ワーキングメモリがいっぱいになると?
・優先順位を付けることができない
・集中力がなくなる
・リスクに対する判断が鈍る
・ストレス対応力が下がる
・まわりの状況が見えにくくなる
など、作業能率だけでなく、
実は、精神面にも影響しています。
■ワーキングメモリを健全に保つ3つの方法
人間の脳は
複数以上の情報処理を行うと
作業能率が著しく下がると
言われています。
容量を超えた作業量・情報量が
頭の中にパンパンに
詰まってしまうからです。
だったら、外にだしてしまえばいい!
ということになります。
パソコンでいう「メモリの解放」です。
最近はスマホでもこの機能がついていて
メモリを解放するとサクサク動きます。
人間の脳も同じです。
そこで、メモリを健全に保ち、
仕事の能率をUPする方法を
ご紹介します。
●メモリを健全に保つ方法1
頭の中にあるものを
外側に出す=書き出してみる
昨日と同じことを
視点を変えてお伝えしています。
頭の中に置いたままだと
バラバラのまま、脳のあちこちに
分散してしまいます。
思いついたことから
やってしまったり
手順に優先順位が付けられず
かえって時間が
かかってしまったり
優先順位をつけやすくし
作業ストレスを
減らすためには
次の方法が役立ちます。
●メモリを健全に保つ方法2
見える化したTODOを
さらに細分化する
どこから手を付けてよいのか
わからないと感じていたものも
細分化すると
短時間で、直ぐにできるものが
見えてきます。
ここまで来たら
3つ目の方法です。
●メモリを健全に保つ方法3
作業の優先順位を決め、
細分化されたその作業に集中する
ーーーーーーーーーーーーーーー
見える化して
細分化して
優先順位を決めて
シングルタスクで
1つ1つ取り組めば
作業能率がUPし
さらにストレスまで
激減します。
ぜひ、子ども達にも
伝えてくださいね!
それでは
今日も、今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年11月17日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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