姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分が思う世の中とは向こう三軒両隣の延長

2021年03月10日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「自分が思う世の中とは向こう三軒両隣の延長」です。


夏目漱石の『草枕』の
冒頭にはこう書かれています。

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智に働けば角が立つ

情に棹させば流される

意地を通せば窮屈だ

とかくに、人の世は住みにくい

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世の中の生きにくさとか
人の世の
難しさを表現しています。


知性や知識や理屈を優先しても
個人的な感情に流されても

意地だけで何かをしようと思っても
上手くいかない・・。

大まかにはそういう意味です。

面白いなぁと思うのは
漱石は
この名言の後
こう続けています。


『人の世をつくったものは

神でもなければ鬼でもない。

やはり向こう三軒両隣りに

ちらちらするただの人である。』


つまり
目先の人とのかかわりや
その人たちの反応によって

生きづらさも
生きやすさも
自分が生み出しているということ


しかも
自分の半径5~6mの
関係性の中で・・・。

子どもから大人に
成長していく過程でも

常に自分の小さな世界の中で
起きていることに
一喜一憂して

「ああ、生きづらいな」って
思ってきたのが人間ですよね。

桑原は、小さい時から
ちょっととがった人間だったので

大人に合わせてかわいらしく振舞うことが
できませんでした。

かわいげのない子ども!(笑)

面と向かって
大人から心無い言葉を
かけられてきた(と思っていた)ことも。

子どもの時の解釈ですから
その記憶すら
真実かどうかは不明です。


ですが、小さい時の自分にとっては
それが世界のすべてだったのですから

その時の自分にとっては
真実だったのでしょう。

そして、
私は何を頑張っても
受け容れてもらなかったという

想い(怒りや恨み)を
持つに至りました。(笑)

今の自分は
それは、長年にわたって

『向こう三軒両隣りに
ちらちらするただの人』の反応が

世の中すべての反応であると
考えてしまっていただけのこと。


受け容れてもらいたい
受け容れてよ

でも
受け容れてくれないから
もういい!

その怒りのエネルギーで
人一倍がんばって
見返してやる!

って思ってましたね~(笑)


見返してやろうして頑張ることは
エネルギーのわりに

不発に終わることも
痛いほど体験しました。


しかし、脳科学や波動理論とであい
17年かけて

人生での実践を重ね
特にここ数年で
大きく方向転換しました。

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受け容れてもらうために

生きるんじゃなくて

こんな理不尽な世の中も

自分から

丸ごと受け容れて

生きていく

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受け容れてもらおうとして
生きること=他人軸

自分から受け容れて
生きること=自分軸

怒りエネルギーで生きてきた自分も
世の中も
ダメな自分も
できる自分もアカン自分も

まとめて受け容れちゃう
という生き方へのシフトが
やっと始まったところです。


あなたの
向こう三軒両隣は

どんな生きづらさを
教えてくれましたか?



それでは
今日も、希望を胸に
すてきな1日を作りましょう!


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年9月15日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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